読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

face it

青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

はじめに

ブログ【face it】担当のKeiと申します。ラジオ番組『わがままWAVE It's Cool!』(FMアップルウェーブ 日曜17時)のスタッフのひとりを担当しています。

お問い合わせやご意見などは、Twitterアカウント(@Kei_radio)宛にダイレクトメッセージにて、お願いいたします。もしくは、はてなユーザーの方は各エントリーにコメント出来ますので、よろしくお願いいたします。

エフエム青森、4月3日からradikoプレミアム開始決定

青森県について ラジオ

遂に!ようやく!この時を心待ちにしていました。

radikoのホームページによれば、radikoプレミアムにも参加するとのことで、エリアフリー聴取で全国どこからでも聴くことが出来るようになります。また、エフエム青森のホームページでも告知されています。

 

弊ブログでは幾度となく、エフエム青森の姿勢に対する疑問を述べてきました(非常に厳しい物言いだという指摘もいただきましたが、それだけラジオを良くしたいという思いが強いことをお許しください。そして自分のスタンスは非難ではなく、改善への提言等を込めた批判に徹しています)。今年の秋からRABラジオがワイドFMを開始し同じFM波に県域民放局が並ぶため、エフエム青森側が顧客を奪われかねないのではという懸念も抱いていました。

エフエム青森radiko参入決定は、それら空気を自ら打破せんとする姿勢に受け取ることが出来ます。また同局では先月Facebookページを開設したこともあり、リスナーフレンドリーになってきているのではと実感しています。

 

radiko参入日の4月3日午後、特別番組『Radio Days』が放送されます。エフエム青森の今とこれからがこの番組に詰まっているものと捉え、楽しみにしています。なお、この特別番組に関する続報にて、スペシャルゲストについても告知がありましたので是非チェックしてみてください。

三浦大知「Cry & Fight」に携わったSeihoの最新動向

邦楽 最近のお勧め

昨年の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)出演を機に三浦大知さんがメディアに登場する機会が増えて嬉しい限り。そして今週リリースされたアルバム『HIT』に関してこんな話題が。

三浦さんと満島ひかりさんは元Folderという”盟友”。満島さんが出演した『カルテット』の最終回放送日に三浦さんのアルバム『HIT』が店着というタイミングもまた嬉しいところ。今日木曜7時台の段階でも双方1位を記録しています。共に好きな作品なだけに嬉しい限り。 

f:id:face_urbansoul:20170323073651p:image

Doughnuts Hole「おとなの掟」は、最新3月27日付ビルボードジャパンソングスチャート(Hot100)で16位を記録し次週のチャートでの上昇が見込まれます。また三浦大知『HIT』はCDセールスのみのデータですがオリコンの3月21日付デイリーチャートにて3位発進し好スタートを切っています。

 

さて、『Mステ』で披露され、『HIT』収録の先行シングルでもある「Cry & Fight」で三浦大知さんの存在を知り、その高度なパフォーマンスに度肝を抜かれたという方は少なくないでしょう。

この曲、三浦大知さんの楽曲をこれまで手掛けた来たUTA氏に加え、Seiho氏を初めて制作に加えて生まれた楽曲。ジャンルレスで組曲的な要素も持つ、今までにないタイプの楽曲となりました。これをこなす三浦大知さんのポテンシャルの高さも素晴らしいですね。

Seiho氏については以前ブログで触れたのですが(彼が所属するユニット、Sugar's Campaignについても別途記載したことがあります)、そのSeiho氏もまた最近新作をリリースしたばかり。

しかも先週Seiho氏はドイツで行われた世界最大のIT展示会、ドイツCeBIT2017における日本のショーアクトに曲を提供。このショーアクトの総合演出は、昨年のオリンピックセレモニーも手掛けたMIKIKO氏。日本を代表するクリエイターが集結した今回のショーアクトにSeiho氏も選ばれているというのは、実に素晴らしいこと。

上記ツイートのリンク先、6分25秒あたりからSeiho「Plastic」のリアレンジ?バージョンが流れます(オリジナルはアルバム『Collapse』(2016)収録)。新作EP『UNREAL』共々、是非チェックしてください。

 

 

今回のCeBIT2017のような、世界に日本のエンタテインメントを轟かすというイベントにおいて、そう遠くない未来に三浦大知さんが出演する日が来るのではないか…このショーアクトを見てふと思った自分がいます。それこそ先週土曜に放送された『古舘伊知郎ショー THE・マッチメイカー』(テレビ朝日系)で古舘さんが小池百合子東京都知事にプレゼンしたようなことが叶う日が来るかもしれません。Seiho氏とタッグを組んだこと、そしてそこから生まれた「Cry & Fight」はもしかしたら”世界標準”の礎ではないか思ったりしています。

R&Bの新星、ケヴィン・ロスのデビュー作をCDで手に入れられない?事案が発生

ビルボードジャパン最新チャートひとつかみ R&B CDショップ

めでたいこと、そして疑問を書き残し。

 

以前ここでも紹介した、新人R&Bシンガーのケヴィン・ロスによる「Long Song Away」が、最新4月1日付の米ビルボード、アダルトR&Bソングスチャートを制しました。

f:id:face_urbansoul:20170322071303p:image

以前紹介した内容はこちらに。

1月下旬にはミュージックビデオも公開されています。

イナタいマーヴィン・ゲイみたいなこの曲が個人的にストライクで、更にこのツイートを見てこれはアルバム買わないと!と思った次第。

 マイケルの「Butterflies」は好事家を中心にファンが多い逸品。自分もこの曲への愛情を(異なるアプローチでですが)綴ったことがあります。

 

さて問題なのは、「Long Song Away」「Don't Go」も収録されるケヴィン・ロスのファーストアルバム、『The Awakening』について。彼の公式Twitterアカウントのプロフィール欄には3月24日(つまり今週金曜)発売とあり、プレオーダーのリンク先も記載されているのですが、驚いたことに日本のオンラインショップでは扱っていないところがあるのです。今朝の段階での状況を取り上げます。

 

「Don't Go」についてツイートしていたタワーレコードはプレオーダーを実施中。

f:id:face_urbansoul:20170322071310p:image

 

一方、Amazonは”出品者からお求めいただけます”とあり、今の段階でAmazon自体での取扱はない模様。

f:id:face_urbansoul:20170322073358p:image

 

そしてHMVは、”kevin ross”と検索して出て来る4件のCDがいずれも『The Awakening』ではなく、現段階で取扱なしどころかCD自体の登録がないという状況です。

f:id:face_urbansoul:20170322071331p:image

 正直驚きました。商品の登録がないのかそれとも延期になったのか…と思い米Amazonを確認すると、3月24日発売と記載されているのです。

 

実は前にも似た問題がありました。

この時は何が理由なのか完全に断定出来ないままだったのですが、後にTwitterでやり取りさせていただいた業界関係者の方から、【国内盤が出るCDに関してはその販売強化のため、日本もしくは海外のレコード会社が輸入盤を抑えることがある】というようなことを伺ったことがありました(記憶が定かではなく、ゆえに間違っていたら申し訳ありません)。それはそれで完全な納得は出来かねるものの、ない話ではないとは思うのですが。しかしながら、(こう言ってしまっては失礼なのを承知で敢えて書くならば)これまで総合ソングスチャートのトップ100にランクインしていないだろう歌手の作品が国内盤で出回るとは今のところ考えにくい気がします。そしてもう一つ、この作品がメジャーレーベルであり名門のモータウン発であることを踏まえれば、国内盤リリース無しの作品を輸入盤で取り扱ったとしてもR&Bファンによるレーベル買い等である程度のニーズはあると思うのです。にもかかわらず未だ登録していないオンラインショップがあるというのはどういうことなのでしょう。

 

この一件だけで判断するのは暴論かもしれませんが、もし仮にオンラインショップ側が自己の利益追求を最優先にするあまりに、取扱商品を狭めたとしたならば…そう思うと恐ろしさすら感じます。商売でありながらも、音楽文化を伝播させる役割を担っているという自負を持っていただけたならば…と願うばかりです。

米ソングスチャート、エド・シーラン1強状態を打破するのは誰か

米ビルボード速報

ビルボードソングスチャートを定点観測。

現地時間の3月20日月曜(日本時間の火曜)早朝に発表された、4月1日付最新チャート。エド・シーラン「Shape Of You」が7週連続、通算8週目となる1位を記録しました。

記事は下記に。

そしてトップ10はこちら。

トップ10にはザ・チェインスモーカーズ&コールドプレイ「Something Just Like This」(前週11→8位)とザ・ウィークエンド feat. ダフト・パンク「I Feel It Coming」(前週12→5位)が返り咲き、そしてカイル(KYLE) feat. リル・ヤティ「iSpy」が前週14→10位となり初のトップ10入り。カイルにとってはキャリア初、リル・ヤティにとってはD.R.A.M.「Broccoli」(最高5位)以来2曲目のトップ10入りです。

リリックビデオが今月公開されたのですが、歌詞テロップがカラオケチックなのも含めて本当にゆるいですね。この”ゆるふわ”感、実は現代ヒップホップで流行している音とのこと。

今年1月放送分の文字起こしを勝手ながら紹介させていただきましたが、それにしても『Instagramでギャルをディグれ!』(上記記事より)という歌詞の内容からしてまさに今の曲、ですよね。なお、上記記事でも触れられている(そしてリル・ヤティが参加している)「Broccoli」についてはこのブログでも取り上げています。

 

 

それにしても、首位をキープするエド・シーラン「Shape Of You」の強さたるや。今週もアルバムチャートで『÷ (Divide)』が首位をキープし、2週連続でソングスとアルバム両チャートを制したのみならず、ソングスチャートの3指標全てでトップといういわば完全制覇状態。そのうちラジオエアプレイは未だ伸びを示し(前週比3%アップの1億6500万回)、まだまだ安泰といったところでしょうか。

一方で虎視眈々と首位の座を狙うのはブルーノ・マーズ「That's What I Like」。前週も、そして今週も1ランクずつ上昇しいよいよ2位まで上り詰めました。ラジオエアプレイおよびストリーミングのポイントは「Shape…」の半分強であり未だ歴然とした差はあるのですがそれでも、ラジオエアプレイでは前週比17%、ストリーミングでは同4割近くもの大幅アップを果たしており、「Shape…」との差を少しずつ縮めています。エド1強支配を終わらせるその急先鋒は「That's…」で間違いないでしょう。

(ちなみに先述した「I Feel It Coming」の勢いについては、ミュージックビデオの解禁によるストリーミング上昇(前週比46%アップ)、およびiTunesでのディスカウント販売(それによりデジタルダウンロード前週比78%アップ)がその理由であり、次週の総合チャートで更に勢いが強まるかは正直微妙なところ。なお、「I Feel…」については昨日のV6の新曲についての記事でも触れていますので、w-inds.橘慶太も称賛したV6のザ・ウィークエンド感(3月20日付)を参照してください。)

 

 

ビルボード最新チャートの詳細は、日本時間で今夜更新される予定です。通算32週トップ10入りし歴代トップタイを記録していたザ・チェインスモーカーズ feat. ホールジー「Closer」がどこまで順位を下げたかが気になるところ。次週以降トップ10にカムバック出来るくらいの小幅なダウンであればいいなと、個人的には考えています。

w-inds.橘慶太も称賛したV6のザ・ウィークエンド感

邦楽 最近のお勧め

ここ数日w-inds.について記載していますが、メンバーのひとり、橘慶太さんがこのようなツイートを。

w-inds.がライバルと思われてもおかしくないV6について称賛することに驚きました。ライバルというより、V6をはじめとする方々(のバックボーン)はある種、彼らが表舞台に出られない大きな壁になってしまっていると自分は捉えていたゆえ。しかしその壁を意識せず、邦楽自体のレベルの底上げを願う姿は純粋に凄いというか神々しさすら感じます。こちらの見方が穿っていることについても痛感させられた次第です。

 

さて、そのV6の新曲。先週リリースされたダブルAサイドシングルの1曲、「Can't Get Enough」を聴いて、自分も度肝抜かれました。

ディスコグラフィーは上記に。そして歌番組での出演シーンは探せば出てくるでしょう。たしかに「Can't Get Enough」は橘さんが指摘する通りその音が”ザ・ウィークエンドしてる”のです。たとえば全米チャートを制した「Can't Feel My Face」。

何気に”Can't”つながりではありますが、曲の展開はおそらくこの曲が踏襲されていることでしょう。一方、サビで流れるギターリフはむしろこちらに近いのかと。

(ちなみにザ・ウィークエンドのミュージックビデオ、2曲とも結構画が強烈だったりするんですよね…。)

面白いのはほぼ全編に渡り、主旋律のオクターブ上をファルセットのコーラスがなぞっていること。それによりアレンジが持つクールネスをより増幅させる効果が生まれるのみならず、2番Bメロの出だしだけそのコーラスがハモリになることでそれまでの定番が崩れ”おっ!”とさせられるのもまたニクい演出だなあと。

 

 

V6が所属事務所の中でもその音楽性において異端というか、J-Popからいい意味で逸脱していることについては、以前ミッツ・マングローブさんによるラジオ番組でのV6祭りに触れつつ書いたことがあります。

V6なら様々なタイプの楽曲、それこそ今回のような流行の洋楽を咀嚼したものをドロップするというのは予想出来たかもしれないのですが、まさかザ・ウィークエンドで来るとは!それも(生声ではないかもですが)裏声の使い方もバッチリハマっていて、そのセンスの好さに脱帽しました。こういう曲がV6のみならずアイドルシーンに増えてくれば、邦楽がぐっと豊潤になると思うんですよね。

その心地よさには抗えない…(全編)ファルセット曲集

R&B 邦楽 プレイリスト

昨日のブログエントリーにたくさんのアクセスをいただき、本当にありがとうございます。

ツイートについては、今週ニューアルバム『HIT』がリリースされる三浦大知さんにも当てはまるんですよね。三浦さん、連日地上波のテレビ番組に出演しておりその認知度が格段に上がっているだろうことを踏まえれば、次はw-inds.にも!と思わずにはいられません。

 

 

さて、w-inds.橘慶太さんが得意とする”ファルセット”。以前そのファルセットを堪能できる曲集を掲載したことがあります。w-inds.もカバーしたエリック・ベネイ「Sometimes I Cry」を含む、男性ボーカル縛りのプレイリスト。是非聴いてみてください。

(プリンスについてはリンク先が切れていますのでご了承ください。)

 

その他にも全編、もしくはほぼ全編ファルセットで彩られた楽曲についていくつかご紹介。

 

マライア・キャリー「Underneath The Stars」

以前紹介したブログはこちら。

他にも。

・シャンテ・ムーア「Inside My Love」

・ロビン・シック「Lost Without U」

ジャスティン・ティンバーレイク feat. ジェイ・Z「Suit & Tie」

星野源「Drinking Dance」

「Suit & Tie」については昨日のブログエントリーで引用させていただいた記事、w-inds.の音楽性を先鋭化させた2つの理由と、その変遷を辿る - レビュー : CINRA.NET(3月15日付)でも触れられています(というより、その曲が源にあったとされるw-inds.「Make you mine」を昨日取り上げ忘れていました…失礼しました)。

 

90年代以降の作品に絞って紹介しましたが、たとえばシャンテ・ムーアがカバーした曲のオリジナルであるミニー・リパートンをはじめ、マーヴィン・ゲイやアース・ウインド&ファイアーのモーリス・ホワイトなど、ソウルミュージックを代表する歌い手にはファルセットボイスの名手多しと言えます。今回取り上げた曲を機にソウルクラシックも是非掘っていただきたならと思います。