イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ビルボードジャパンとオリコンの違い

旧ジャニーズ事務所所属歌手による音楽作品のデジタル解禁を提案し続ける理由

Hey! Say! JUMPが昨日4曲入りデジタルEPをリリースしたことについては、昨日のエントリーにて記載しました。1曲目に収録されたミュージックビデオもフルバージョンにて公開されています。 昨日も述べましたが、旧ジャニーズ事務所所属歌手の音源リリースはシ…

ビルボードジャパンとオリコンの違いを、「アイドル」の動向およびダイヤモンド・オンラインのコラムから捉える

このブログではYOASOBI「アイドル」のリリース以降、ビルボードジャパンソングチャートとオリコン合算シングルランキングという複合指標から成るふたつのチャート(ランキング)における「アイドル」の動向を追いかけ、どちらがより社会的ヒットの鑑であるかを…

(訂正あり) IMP.「CRUISIN'」のリリースに関する動向をどう捉えるか…チャート分析者としての見方を記す

(※訂正(8月24日18時54分):一部文言に誤りがありました。 "ヒットにおいて大事なのは、ビルボードジャパンソングチャートで最も大きなポイント獲得源となるストリーミング指標にて継続的に再生回数を得ることdす。"→"ヒットにおいて大事なのは、ビルボード…

ソングチャートはフィジカルにこだわりすぎることなく、デジタルでのヒットとフィジカルでの補完が重要なことについて

なにわ男子の新しいフィジカルシングルが9月にリリースすることが明らかになりました。それに伴い、BE:FIRSTとリリースが重なることが確定しています。 #なにわ男子 が9月13日にフィジカルシングルをリリースすることがインスタライブでアナウンスされました…

フィジカル先行/デジタル後発もしくは未解禁という音楽業界の(今も残る)常識が変わることを強く願う

昨日放送された『音楽の日』(TBS)におけるダンスコラボ企画に多くの称賛が集まっています。この日SNSで多く取り上げられた言葉が”垣根を越える”というものであり、番組内の字幕、またパフォーマンス前のVTRに登場したTravis Japanの宮近海斗さんもこの表現を…

先月発表された上半期のオリコン合算シングルランキングを、YOASOBI「アイドル」を軸に考える

オリコンは6月下旬、上半期の各種ランキングを発表しています。 #オリコン上半期ランキング2023 作品別売上数部門King & Princeが7冠達成男性アーティスト35年ぶりの「シングル」&「アルバム」同時1位「デジタルシングル(単曲)」ではYOASOBI「アイドル」が…

ビルボードジャパンとオリコンの複合指標チャートの差から感じること、およびフィジカルセールスに対する私見

ビルボードジャパンソングチャートとオリコン合算シングルランキングという複合指標から成るふたつのチャートの比較についてはこれまでも記してきました。最近呟いた内容(→こちら)にも複数のリアクションをいただいたことから、YOASOBI「アイドル」の登場10…

ビルボードジャパンによるストリーミング再生回数”億超え”報道の前倒しを支持する

今週、ビルボードジャパンに大きな変化が見られました。 NewJeans「OMG」自身2曲目のストリーミング累計1億回再生突破 https://t.co/1RTzZlY5vi pic.twitter.com/ZkgdwoEEWr — Billboard JAPAN (@Billboard_JAPAN) 2023年6月13日 米津玄師「KICK BACK」自身…

YOASOBI「アイドル」がオリコン合算ランキングで遂に首位...しかしその後7週はその座を明け渡すだろうことについて

YOASOBI「アイドル」がデジタルで圧倒的な強さをみせ、ビルボードジャパンソングチャートでは最新5月24日公開分まで6週連続で首位を獲得したことについては先週木曜にお伝えしました。 一方で、ビルボードジャパンと同じ複合指標から成る5月29日付オリコン合…

オリコンがランキングを用いたプロモーションをTwitterで実施していることについて、違和感を記す

昨日はBMSGから新たに登場した男性ダンスボーカルグループ、MAZZELのファーストフィジカルシングル「Vivid」について取り上げました。 複合指標から成る音楽チャートでは次回公開分にて「Vivid」のフィジカルセールスが初加算されます。同曲についてはビルボ…

ジャニーズ事務所の姿勢転換とそれまでのメディアによる”報じないこと”の問題、音楽チャート面を主体に私見を記す

昨夜、故ジャニー喜多川氏による性加害問題に対しジャニーズ事務所側が動きました。 ジャニーズ事務所の元所属タレントの男性などから、4年前に亡くなったジャニー喜多川前社長による性被害を訴える声が相次いでいる問題で、ジャニーズ事務所は14日、今の社…

ビルボードジャパンとオリコンの複合指標チャートの差、そして"数(を積むこと)の論理"の問題を考える

複合指標から成るビルボードジャパンのソングチャートとオリコン合算シングルランキングとでYOASOBI「アイドル」の動向に大きな差が生じていることについては、以前紹介しました。 オリコン合算シングルランキングでは現在も、YOASOBI「アイドル」が首位を獲…

主要音楽チャートでのYOASOBI「アイドル」の位置に大差が…社会的ヒットの鑑たるチャートに奮起を願う

YOASOBI「アイドル」の勢いが止まりません。 今週は連日ブログエントリーにてその凄さに触れているYOASOBI「アイドル」。最新4月26日公開分のビルボードジャパンソングチャートにおける異次元の強さは一昨日取り上げています(上記エントリー参照)。そして次…

ビルボードジャパンのアルバムチャート訂正問題から考えた、オリコンの存在意義について

ビルボードジャパンは昨日、3月22日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートについて訂正を実施しました。この経緯を踏まえ、感じたことを記載します。 【今週の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”<3/23訂正>】1位 NEWS2位 刀剣男士 formation of 江…

『CDTVライブ!ライブ!』見逃し配信時の一部歌手除外からみえてくる組織やメディアの姿勢への違和感

11月28日放送の『CDTVライブ!ライブ!』(TBS)では冒頭からKinKi Kidsが登場。7曲を披露したライブは話題となり、”#KinKiKidsフェス”というハッシュタグも人気に。しかし番組開始から19時39分近くまで放送されたそのKinKi Kidsフェスの部分が、TVerやGYAO!…

ビルボードジャパンの相次ぐ更新遅延の問題…最も信頼できる音楽チャートへの改善案を今一度記す

音楽チャートで最も信頼できるものはビルボードジャパンである…この認識は音楽チャート分析に長けた方にとって共通のものと考えます。他の音楽ランキングへの疑念がこの1週間あまりの間に高まった以上、尚の事です。 ビルボードジャパンに遅れること半月あま…

オリコンによる合算ランキングへの違和感、年間ランキングの発表を踏まえあらためて表明する

ビルボードジャパンは特にソングスチャートにおいて、複合指標に基づき、時代の変化に即してチャートポリシー(チャート集計方法)を変更し、より好いチャートになるよう追求している姿勢を貫いており、より社会的ヒットの鑑になっていると感じています。故に…

【ビルボードコラム】ビルボードジャパンアルバムチャートに"米ビルボード方式"の採用を提案する

月曜は不定期で、日米グローバルのビルボードチャートに関するコラムを書いています。これまではビルボードジャパンソングスチャートにおける各指標の解説、日米ビルボードに対するチャートポリシー変更希望、ビルボードジャパンの知名度向上案やグローバル…

チャートが公式を謳うならば保身を捨てることが重要…ビルボードジャパンが社会的なヒットの鑑だと考える理由とは

ビルボードジャパンが社会的なヒットの鑑であるという考えの下、このブログでは最新チャートの動向を中心に連日紹介しています。そしてその一方では、社会的なヒットと言い難いチャートは敢えて紹介しない姿勢を採っています。敢えて比較しマイナスを指摘す…

ビルボードジャパンとオリコン、CDセールスカウントにおける集計期間の考え方の違いを確認する

年明けの音楽ニュースで驚いたのはこの記事でした。 竹内まりや「最年長1位」&「シングル1位インターバル記録」歴代1位【オリコンランキング】(写真 全2枚)https://t.co/RiODuATJQK #竹内まりや #新譜 #ランキング #オリコン #Turntable #40周年 — ORICON…