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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

邦楽

ストリーミング解禁とロングヒットは比例する…条件の似た2曲を数値面から再検証する

一昨日の星野源さんのストリーミング解禁に触れた際、金曜を解禁日としたのは主演映画『引っ越し大名!』の公開タイミングゆえではと推測しました。 後にコメント欄にて、”ワールドツアーの発表に合わせた解禁ではないか”という意見をいただきました。 ブロ…

星野源が遂にストリーミング解禁…デジタル解禁は待ったなしの状態に

遂に。 【全楽曲ストリーミング配信開始】1st アルバム『ばかのうた』から最新アルバム『POP VIRUS』までの、星野源の全シングルとアルバムのストリーミング配信を開始しました。https://t.co/EI8neiXCGD pic.twitter.com/LCBaPNYUpK — 星野源 Gen Hoshino (…

”ハレルヤ”はJ-Popにどう落とし込まれているかを比較してみる

遅ればせながら昨日気付いたのですが、今月からOAされているNONIOのCM、カバーバージョンですがYUKI「うれしくって抱きあうよ」を取り上げているのですね。NONIOのセンスに惹かれます。 CMに過去の楽曲が用いられる場合、その曲を愛聴した世代をメインターゲ…

この1ヶ月で生まれた様々なゴスペル的邦楽が沁みる

昨日、最新8月19日付ビルボードジャパンソングスチャートを取り上げた際に紹介したOfficial髭男dism「宿命」(ソングスチャート4位)の、新たなミュージックビデオが公開されました。 このブラスバンドバージョンは、ラジオ番組『SCHOOL OF LOCK!』(TOKYO FM/…

安室奈美恵、『Finally』をはじめとする作品が遂にデジタルダウンロード&Apple Music限定ストリーミング解禁

一昨日の20時台に弊ブログへのアクセスが急増したのですが、原因はこちらだったのですね。遅ればせながら昨日ニュースを知りました。 安室奈美恵、全シングル&全アルバムの配信リリース決定(動画あり)https://t.co/ru8ABcDV1B pic.twitter.com/DYwkhZLsB5…

椎名林檎『三毒史』が発売日までフラゲ出来ないだろう状況に関心を持つ

シングル「幸福論」リリースから丸21年となる明後日、椎名林檎さんが4年半ぶりのオリジナルアルバム『三毒史』をリリースします。 27日は月曜ゆえ、CDのいわゆる”フラゲ日”を考えれば5月24日金曜に店着するはずなのですが、Twitterで【椎名林檎 フラゲ】と入…

発表からおよそ20年を経て、大御所のJ-Popが相次いで引用される

先週末にリリースされた、タイラー・ザ・クリエイターのアルバム『IGOR』。その収録曲のひとつ、「Gone Gone / Thank You」に山下達郎「FRAGILE」(アルバム『COZY』(1998)収録)が用いられていることが話題となっています。 「Thank You」は「Gone, Gone」に…

アイドルからアーティストへ…山本彩「イチリンソウ」のチャートアクションに見る変化、そしてさらなる上昇に必要な動画対策を考える

NMB48を卒業後初の楽曲でありシングルとしては初リリースとなる、山本彩「イチリンソウ」のチャートアクションが興味深いので紹介。NMB48時代のラストシングル「僕だって泣いちゃうよ」とは明らかに異なっています。 ・山本彩「イチリンソウ」(4月17日発売) …

ラジオエアプレイ初週好調の「Pretender」とDa-iCEに書いた「FAKE ME FAKE ME OUT」でOfficial髭男dismはさらに化ける

水曜に発表された、最新4月22日付ビルボードジャパンソングスチャート。上位100位には入っていませんが、Official髭男dism「Pretender」が早速ラジオエアプレイ指標4位に登場しているのが興味深いので紹介。 昨年のメジャーデビューシングル「ノーダウト」が…

折坂悠太「平成」チャートインを踏まえた、平成終わりの平成(~令和)ソング4選

昨日放送の『J-WAVE TOKIO HOT 100』(J-WAVE 日曜13時)。4月7日付チャートで77位に初登場を果たしたのが折坂悠太「平成」でした。昨年リリースのアルバム表題曲で、アルバムは先日のCDショップ大賞を獲得しているのですが、4月1日に新元号が発表されたタイミ…

日本のチャートにおける桜ソング上昇の原動力はやはりラジオエアプレイ指標だった…一方で動画再生指標が弱い理由

一昨日発表された4月8日付ビルボードジャパンの各種チャートは集計期間が3月25~31日。東京の桜が咲き誇ったタイミングと重なることから、同日付ソングスチャートにはいわゆる"桜ソング"のランクインが目立っています。最上位こそDA PUMPの今年のシングル「…

三浦大知「Blizzard」がビルボードジャパンソングスチャートで成功を収めた、その5つの理由を探る

先週は木曜と金曜の2日間、ビルボードジャパンソングスチャートにおけるTwitter指標の影響度の高さについて記載しました。 一昨日のブログエントリーでも触れましたが、今日取り上げる三浦大知「Blizzard」についてはファンの自発的なTwitter活動、いわゆる"…

作詞家三浦徳子の"とんちき"ソングを一手に引き受けるかの如きSexy Zone

自分がスタッフの一員を務めるラジオ番組、『わがままWAVE It's Cool!』(FMアップルウェーブ 日曜17時 サイマル放送で全国どこからでも聴くことが出来ます。詳しくはこちら)。明日の音楽特集は地元弘前市出身の作詞家、三浦徳子(みうらよしこ)さんの作品集…

NakamuraEmi「雨のように泣いてやれ」がビルボードジャパンソングスチャートに登場、その原動力は

今週水曜に発表された、最新3月4日付ビルボードジャパンソングスチャートで個人的にも嬉しい動きが。NakamuraEmi「雨のように泣いてやれ」が前週の100位未満から79位に上昇しました。 ミュージックビデオはかつてアメリカで放送された人気番組『ソウル・トレ…

CHEMISTRY「もしも」が想起させる20年前の良質R&B群

R&B濃度高め、それも自分が強く聴いていた20年前のR&Bを思わせる素敵な曲です。 ・CHEMISTRY「もしも」(2019) プロデュースと作詞は松尾潔氏、作曲およびアレンジを和田昌哉・MANABOON両氏が手掛けるこの曲。松尾氏は『ニュー・ジャックなバラードを強く意識…

ジャニーズ事務所所属歌手のデジタルダウンロード解禁は近い? 山下智久「Reason」の動きから一縷の望みを見出す

今朝Twitterのトレンドを追いかけると、"ジャニーズ事務所所属歌手がコンサート配信"的文言があり、遂にデジタル解禁かと喜んでいたのですが、実際はジャニーズJr.に限っての生配信でした。 とはいえ既にサイトも出来ており、準備着々という状況には好感が持…

あいみょんがJ-WAVEチャートで新記録達成、その原動力はストリーミングにあり?

先週リリースされたあいみょんさんのセカンドフルアルバム、『瞬間的シックスセンス』の絶賛評をよく耳にします。このアルバムからの収録曲が大挙ランクイン、日本を代表するラジオ局のチャートで新記録が生まれました。 9位は、あいみょん「ら、のはなし」N…

Foorin「パプリカ」がロングヒットの兆し…さらなるヒットのために改善すべき点が?

昨年大晦日の『NHK紅白歌合戦』(NHK総合他)の影響は、未だにチャートに残っています。米津玄師「Lemon」のように今一度ピークを迎えるものもあれば、あいみょん「マリーゴールド」のようにリリース時もヒットしていながらそのピークを超えるものも。そして今…

『うたコン』1月放送内容から考える演歌歌謡曲の問題と解決案

今日の新聞のラテ欄に強い違和感が。 『うたコン』(NHK総合 火曜19時30分)は先週の平成全般編に続いて今週は昨年1年間限定の名場面集に。その方針、そしてラテ欄に対して疑問を抱き、考えてみました。 ラテ欄から抱いた疑問はまず、【生放送を連続で休止する…

昨日の音楽紹介テレビ番組ふたつから思うことを

昨日は邦楽界において大きな意義を持つ番組が2つ、放送されました。 今年最初の関ジャムは売れっ子音楽プロデューサーが本気で選ぶ2018年マイベスト10曲★蔦谷好位置、いしわたり淳治、mabanuaは大ヒットからまだマイナーな曲まで、どんなチョイスを?★前回は…

宇多田ヒカル「Face My Fears」、シングルCD化におけるふたつの特徴

昨年のアルバム『初恋』が2018年度ビルボードジャパン年間アルバムチャートで3位を記録するなど高い評価を受けた宇多田ヒカルさんが、久々のシングルCD「Face My Fears」を1月18日金曜にリリースしています。 今回はあのスクリレックスと共作。スクリレック…

米津玄師も推薦、中村佳穂「きっとね!」にはきっと…いや確実にチャートインしてほしいと願う

昨日のブログで1月7日および14日付ビルボードジャパンソングスチャートを紹介した際、次週の展望について書いたのですが、実はもうひとつ期待したいことが。それは、中村佳穂さんのチャート登場なのです。 さいこー。中村佳穂 "きっとね!" (Official Music …

CMにもアースな作品が? アース・ウインド & ファイアーの影響を受けたと思しき楽曲群

年末年始に流れているこのCMに驚かされました。 ベースラインやブラスもさることながら、両脇にキャラクターを据える構図は"アース"っぽいですね。 というより、むしろ『ポプテピピック』での「LET'S POP TOGETHER」に近いかもしれません。同曲はアースを完…

2018年私的邦楽ベストソングを選んでみました

(※追記(2019年1月10日):中村佳穂「きっとね!」のミュージックビデオが公開されたゆえ、同曲のミュージックビデオを貼付しました。) 毎年行っている私的な選曲集、2018年版です。 上半期、下半期についてはこちら。 <2018年私的邦楽ベスト (2018年12月28日…

2018年下半期 私的邦楽ベストを選んでみました

昨日に続き、邦楽の楽曲単位でのベストをセレクト。 毎年上半期と下半期、および年間を通して、極々私的ながら邦楽ベストを選出しています。今回は今年下半期編です。 <2018年上半期 私的邦楽ベスト (2018年12月22日作成)> ◯ 作成時のルール ・今年下半期(…

星野源、『POP VIRUS』リリース直前のマーケティングの凄さに痺れる

明後日19日、いよいよリリースされる星野源さんのニューアルバム『POP VIRUS』。 このアルバムのリリース直前の1週間の動きが素晴らしいのでメモ。 ・12月12日(水) 『FNS歌謡祭 第2夜』(フジテレビ)出演、「Pop Virus」披露 →同日夜、「Pop Virus」ミュージ…

キリンジの”朝に似合う爽やかな、でも実はエロい曲たち”をあらためて

朝からエロティックな曲をお届けしますが、キリンジの魔法にかかると、めちゃめちゃ爽やかに聴こえるから不思議ですね。 昨年春、キリンジの曲の中でオリジナルアルバムに未収録だった2曲を紹介しました。 「乳房の勾配」「癇癪と色気」はそれぞれ異なるコン…

個人的、今年のクリスマスソングが決まりました

昨年のクリスマス前にリリースされていたのを、遅ればせながら知りました。 ・ものんくる「魔法がとけたなら」(2017) 昨年12月に配信リリースされ、アルバム『RELOADING CITY』(2018)に収録。この曲の前にはあのポルノグラフィティの大ヒット「アポロ」のカ…

ユーミンのサブスク解禁を機に、『Janet Jackson's Rhythm Nation 1814』の影響下にあった邦楽を知る

今週の音楽業界は、松任谷由実さんのサブスクリプションサービス解禁が大きな話題をさらったように感じます。 ”全曲”と謳いながら実際は未解禁がある(と捉えられてもおかしくない)ゆえ、表現が紛らわしい気がしますがしかし、この問題を意に介さない向きが強…

ユーミンがサブスクリプションサービスで"全曲"解禁…しかしあの1位獲得曲が入っていません

今日、公式からアナウンスが。 本日9月24日より、荒井由実を含む松任谷由実の全曲配信、遂にスタート! https://t.co/Q3mTTqq5K2 — 松任谷由実 Official (@yuming_official) September 23, 2018 これは!と思い、真っ先に調べた曲があるのですが…カバーしか…