イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

音楽業界への提案

米ビルボードが年間グローバルチャート発表…2023年度の傾向、そしてJ-POPの現状を考える

米ビルボードが日本時間の11月22日水曜、2022年度年間チャートを発表しています。このブログでは昨日、ソングチャートを主体にアメリカの動向を紹介しました。 今日はグローバルチャートについてお伝えします。

年末の長時間音楽特番から出演歌手傾向および地上波テレビ局の動向を読む (2023年・途中経過版)

このブログでは毎年、夏および冬に放送される地上波音楽特番の出演者についてまとめています。2022年冬および2023年夏の音楽特番については下記エントリーにて掲載しました。 11月から年末にかけての分については、『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”…

国内盤シングルCDもリリースの一方でストリーミングは…日本の洋楽における現状を今一度考える

このブログでは一昨日、ザ・ビートルズ「Now And Then」のチャート動向についてお伝えしました。 この「Now And Then」、日本では次週のチャートで上昇する可能性を持ち合わせています。この曲にフィジカルセールス指標が加算されるためです。 なお今回はビ…

【ビルボードジャパン最新動向】「唱」の勢い、そして男性アイドル/ダンスボーカルグループの動向を分析する

最新11月15日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:11月6~12日)ではAdo「唱」が3週連続、通算7週目の首位を獲得しました。 【ビルボード】Ado「唱」が通算7度目となる総合首位、IMP.とキンプリの新曲が続く https://t.co/sCkO3rCdtd — Billboa…

アイドルやK-POP歌手の選出基準や旧ジャニーズ事務所所属歌手の今後等、今年の紅白について考える

『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下"紅白"と記載)の出場歌手が一昨日発表され、それを踏まえた出場歌手分析ならびに私見を同日記載しました(下記リンク先参照)。 今回はその続きとなります。

旧ジャニーズ事務所所属歌手のメディアにおける"共演"について、ふたつの注目点を記す

旧ジャニーズ事務所初代社長による性加害問題は絶対に解決させなければなりませんが、同時にその問題を加速させてしまったエンタテインメント業界各所の慣習、ならびに宿っている空気もまた変わらなければなりません。 このブログでは日々追いかける音楽チャ…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年11月8日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

(追記あり) 『第74回NHK紅白歌合戦』出場歌手を予想する (最終予想)

(※追記(11月13日20時09分):紅白の出場歌手が11月13日に発表されたことを踏まえ、出場歌手の傾向を分析したエントリーを記載しました。このエントリーの最後にリンクを掲載しています。) 大晦日に放送される『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年11月1日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

歌手の訃報に触れた聴き手の行動はチャートで可視化…一方で伸びにくい指標からみえてくる課題とは

10月は歌手の訃報が相次ぎましたが、追悼の思いはチャートアクションに反映されています。特に大きく可視化された指標が、ダウンロードおよびラジオです。

米レコード協会にて日本語楽曲初のゴールド認定…米津玄師「KICK BACK」の海外チャート動向を確認する

米津玄師さんが昨年リリースした「KICK BACK」が、米で日本語楽曲として初の記録を達成しました。 ━━━━━━━━━━米津玄師 KICK BACK━━━━━━━━━━「KICK BACK 」がアメリカレコード協会 RIAA にてゴールド認定を受けました。日本語曲での認定は、史上初の快挙とな…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年10月25日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

ビルボードジャパンソングチャート、ラジオ指標とOAランキングの順位の差から強化方法を探る

男性アイドル/ダンスボーカルグループはビルボードジャパンソングチャートのラジオ指標において強い状況が続いています。 最新10月25日公開分ビルボードジャパンソングチャートのラジオ指標では藤井風「花」(総合ソングチャート7位)を挟み、IMP.「SWITCHing…

藤井風「花」、ソングチャートトップ10入りの原動力となった動画再生指標の伸長について

10月13日にデジタルリリースされた藤井風「花」が、最新10月25日公開分ビルボードジャパンソングチャート(集計期間:10月16~22日)にて初の1週間フル加算に伴い11→7位へ上昇。初のトップ10入りを果たしたこの曲について、ビルボードジャパンはこのように解説…

旧ジャニーズ事務所所属歌手による音楽作品のデジタル解禁を提案し続ける理由

Hey! Say! JUMPが昨日4曲入りデジタルEPをリリースしたことについては、昨日のエントリーにて記載しました。1曲目に収録されたミュージックビデオもフルバージョンにて公開されています。 昨日も述べましたが、旧ジャニーズ事務所所属歌手の音源リリースはシ…

NHKの音楽専門YouTubeチャンネルがパフォーマンス映像のフルバージョン公開を続けることについて

昨日のブログへのアクセス数が大幅に伸びたことに驚きましたが、Mrs.GREEN APPLEの『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”と表記)への出演内定が報じられたことが背景にある模様です。 Mrs. GREEN APPLE 初の紅白内定 今夏サブスク席巻、ドーム公演も高評…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年10月18日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

集計期間後半のリリースでソングチャートトップ10入り目前、藤井風「花」の指標動向を分析する

最新10月18日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、藤井風「花」が11位に初登場。ドラマ『いちばんすきな花』(フジテレビ)の主題歌として初回放送の翌日にリリースされたこの曲は、集計期間3日間でトップ10目前まで上昇しています。

BE:FIRSTに続きJO1も出演&複数曲披露…『ミュージックステーション』がきちんと変わったことについて

10月20日放送の『ミュージックステーション』(テレビ朝日)にJO1が出演します。放送1週間前にその旨がアナウンスされたのみならず、昨日には彼らがメドレー、そしてカバー曲も披露することが発表されました。 【出演者・楽曲 HPにて解禁】次回の #Mステ は来…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年10月11日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

デジタル後発リリースの総合アルバムチャート制覇と、デジタルを味方にすることの重要性について

最新10月11日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートは、Mr.Children『miss you』が総合首位を獲得、YOASOBI『THE BOOK 3』が続いています。 『miss you』はMr. Childrenの21stアルバムで、(中略) 本作はアルバム・セールス150,267枚で1位を記録してい…

二回目の紅白予想に対する反応から考える、演歌歌謡曲の現状および提案について

一昨日公開した『第74回NHK紅白歌合戦』(以下”紅白”と表示)の出場歌手予想に関するエントリーにたくさんのアクセスをいただきました。心より感謝申し上げます。そして、番組への関心の高さを感じています。 読んでくださった方がそれぞれ予想を作成すること…

『第74回NHK紅白歌合戦』出場歌手を予想する (予想二回目)

大晦日に放送される『第74回NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下”紅白”と表記)の出場歌手予想、今回は第二回です。 このブログでは9月に第一回、そして第1.5回と銘打った予想を掲載しました。 予想第1.5回の用意はジャニーズ事務所所属歌手が出場しない可能性…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年10月4日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

XGのアルバムチャート制覇、Mr.Childrenの解禁スケジュールから考える、デジタルの重要性と日本の問題

最新10月4日公開分のビルボードジャパンアルバムチャートでは、XG『NEW DNA』が初登場で首位を獲得しています。実はこの作品、フィジカルセールス指標3位ながらダウンロード指標がトップとなり、総合で逆転した形です。 【ビルボード】XG『NEW DNA』総合アル…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年9月27日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週のエントリーはこちら。 最新のソングチャートに…

BE:FIRST「Mainstream」の日本およびグローバルチャートの動向からみる、ライト層を惹きつけることの重要性

最新9月27日公開分のビルボードジャパンソングチャートでは、前週初登場で首位を獲得したBE:FIRST「Mainstream」が4位に後退しています。

(追記あり) ビルボードについて、ソングチャートを主体に各種データ公開スケジュールをまとめる (2023年9月時点)

(※追記(10月4日7時44分):このエントリーの掲載後、米ビルボードにてチャートに関する複数の出来事が発生しています。その内容を記したリンクを、関連するスケジュールに追加しています。) 米ビルボードや米ビルボードによるグローバルチャート、またビルボ…

レンタルCDショップの動向から感じる、CDを巡る環境や媒体に対する私見 (2023年9月版)

CDレンタルやセルに関するブログエントリーは以前から何度か記載していますが、今回はこれまで用いていたタイトルを一部変更しています。『レンタルCDショップの動向から感じた、CDを巡る環境や媒体に抱く不安について』→『レンタルCDショップの動向から感じ…

前週および当週の上位初進出曲におけるCHART insightから、真のヒット曲に成るかを読む (2023年9月20日公開分)

今回のエントリーでは、ビルボードジャパンソングチャートにおいて前週上位に初めて進出した曲の翌週動向、そして最新週における上位初進出曲の状況をチェックし、真の社会的ヒット曲に成るかを読みます。前週(9月13日公開分)のエントリーはこちら。 最新の…