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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

音楽業界への疑問

LiSA「紅蓮華」の別バージョンがフル尺で公開…ビルボードジャパンソングスチャートに活きてくるか

今年のビルボードジャパン年間チャートを振り返った際、次にブレイクの波に乗る曲としてLiSA「紅蓮華」を取り上げました。 ただし、ミュージックビデオがショートバージョンであるために接触指標群のひとつである動画再生がストリーミングとは裏腹に伸びてい…

King Gnu「白日」最高位更新の理由は熱の持続、back number「クリスマスソング」から考えるミュージックビデオ短尺版問題…12月9日付ビルボードジャパンソングスチャートをチェック

毎週木曜は、前日発表されたビルボードジャパン各種チャートの注目点をソングスチャート中心に紹介します。 今週のソングスチャートを制したのは関ジャニ∞「友よ」でした。 【ビルボード】269,512枚を売り上げ関ジャニ∞「友よ」が総合首位獲得 山下達郎「REC…

スピッツ、星野源、嵐…サブスクリプションサービスでの”限定”解禁について見解を述べるならば

毎週木曜は、前日に発表されたビルボードジャパン各種チャートをで紹介しているのですが、昨日はソングスチャートを構成する指標のひとつ、ストリーミングに関する大きな出来事がいくつかあり、そちらを優先して紹介。ストリーミング指標はサブスクリプショ…

シングルCDセールスのみに特化した曲は真のヒットと言えるか? カラオケ指標への私見、そして新しいヒットの形…10月7日付ビルボードジャパンソングスチャートをチェック

9月23~29日を集計期間とする、10月7日付のビルボードジャパン各種チャートが昨日発表されました。こちらを踏まえ、毎週木曜はソングスチャートを中心に、最新チャートを押さえていきます。 まずは前週ソングスチャートを制したこの曲について。 ・AKB48「サ…

米ビルボードが情報公開の大半を制限したことに強い違和感を覚える

もう表題の通りなのですが。開いてみて驚きました。米ビルボードチャートのうち、ソングスチャート(Hot 100)やアルバムチャートはそれぞれ100位、200位まで確認出来るものの、ソングスチャートを構成するストリーミング、ダウンロードおよびラジオエアプレイ…

『ダンベル何キロ持てる?』オープニング曲「お願いマッスル」が今夏を代表するアニメソングのひとつに

ビルボードジャパンソングスチャートでこの1ヶ月以上ずっと気になっているのが紗倉ひびき(ファイルーズあい)、街雄鳴造(石川界人)による「お願いマッスル」。7月クールのアニメ『ダンベル何キロ持てる?』(TOKYO MX、アニメシアターX他)のオープニング曲が…

King & Prince「koi-wazurai」が前作超えの好スタートながら、加算されない指標が存在している

King & Princeの最新シングル「koi-wazurai」が好調です。最新9月9日付ビルボードジャパンソングスチャートで首位を獲得し、それも前作を上回るポイントを獲得しています。 シングルCDセールスおよびルックアップを制し、Twitter2位およびラジオエアプレイ8…

最新9月2日付ビルボードジャパンチャートから、ジャニーズ事務所運営レコード会社のリリース手法を思う

8月19~25日を集計期間とする、9月2日付のビルボードジャパン各チャートが昨日発表され、ソングスチャートはHey! Say! JUMP「ファンファーレ!」が制しました。 【ビルボード】Hey! Say! JUMP「ファンファーレ!」240,513枚を売り上げ総合1位で初登場、ヒゲダ…

森口博子『GUNDAM SONG COVERS』、レンタル未導入の店舗の多さを憂う

流行に追いつけていない店舗に対しては言葉は悪いものの見限れば好いのかもしれませんが、それがチェーン全体でならば大きな問題でしょう。 今月7日に発売された森口博子さんのアルバム『GUNDAM SONG COVERS』は、テレビ番組の企画によるガンダム関連曲の人…

ライジングプロダクションがミュージックビデオ公開をショートバージョンに戻した事態を強く疑問に思う

先週末から事態が急転し、芸能界を震撼させ続けているのが吉本興業の問題。一方で同じく先週”圧力疑惑”が報じられながら、ジャニー喜多川氏の訃報に大幅な時間を割いたのとは対象的に先週末のワイドショーでほぼ報じられることのなかったジャニーズ事務所の…

実写ドラマ化が大ヒットした『きのう何食べた?』で唯一弱かったタイアップ曲のチャートアクションについて

ビルボードジャパンソングスチャートを追っていくと、ドラマ主題歌はヒットに至りやすい傾向にあるということが見えてきます。シングルCDの売上枚数は下がれど、米津玄師「Lemon」(2018 ドラマ『アンナチュラル』(TBS)主題歌)がダウンロードとシングルCDの合…

ベストアルバムのデジタル未配信はソングスチャートに爪痕を残さない?…7月8日付ビルボードジャパンソングスチャートをチェック

6月24~30日を集計期間とする、7月8日付のビルボードジャパン各チャートが昨日発表され、ソングスチャートはIZ*ONE「Buenos Aires」が制しました。 【ビルボード】IZ*ONE「Buenos Aires」が321,999枚を売り上げ総合首位にジャンプ・アップ https://t.co/4VFf…

(追記あり) 三浦大知「片隅」のチャートアクションが高くない状況に…その原因と今後の改善策を考える

先週水曜に発表された、6月24日付ビルボードジャパンソングスチャートで22位にランクインした三浦大知「片隅」について、そのチャートアクションに関する私見を記載します。 最新週でシングルCDセールスおよびルックアップ指標が初加算となった「片隅」です…

CDの購入が音楽に触れる最善の選択肢なのか? この1ヶ月の出来事から考えてみる

昨日のWANIMAのストリーミング解禁が話題になっていますね。 Twitterでは”サブスク解禁”の文字が多く見られ、彼らの影響力の大きさを実感。歓迎する声が多い印象を受けます。個人的にも解禁は嬉しいのですが、他方で解禁に至るまでの葛藤を如実に示した自筆…

日曜にデジタル解禁された安室奈美恵『Finally』が再浮上、しかしソングスチャートでは勿体無い事態が

6月16日日曜、安室奈美恵さんがベストアルバム『Finally』(2017)等をデジタルダウンロードで配信、またこれまでの作品をApple Music限定でストリーミング配信開始したことは、解禁当日に記載した通りです。 最新6月27日付ビルボードジャパン各種チャートでは…

ストリーミングサービス限定解禁では効果が薄い? 新しい地図 join ミュージック「星のファンファーレ」から考える

稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんによるユニット、新しい地図による”新しい地図 join ミュージック”名義の「星のファンファーレ」が、最新6月10日付ビルボードジャパンソングスチャートで6位に初登場を果たしました。 新しい地図 (join ミュージック)…

6月10日付ビルボードジャパンアルバムチャートを制したB'z『NEW LOVE』のデジタル未解禁を思う

一昨日発表された、最新6月10日付ビルボードジャパンアルバムチャートはB'z『NEW LOVE』が制しています。 しかしながらCHART insightを見ると、『NEW LOVE』のデジタルダウンロード指標はゼロ。300位以内にも入っていないのです。それもそのはず、『NEW LOVE…

日本におけるミュージックビデオ”短尺版(ショートバージョン)”公開をあらためて疑問視する

おとといアップしたブログエントリーに、たくさんのアクセスをいただいております。心から感謝申し上げます。 このエントリーを紹介してくださった方がこのエントリーの最後の一文を引用していて嬉しくなった次第。そこであらためて、このブログエントリーを…

フラゲ日が前週末になるのは不利? その理由をチャート動向から解く

水曜に発表された、ビルボードジャパン5月13日付各種チャート。アルバムチャートはback number『MAGIC』が4週ぶり、通算3週目の首位の座に就きました。 【ビルボード】back number『MAGIC』が3度目の総合アルバム首位 ヒプマイ初アルバムは2週連続2位 https:…

映画版『名探偵コナン』主題歌、2年連続でチャート伸び悩み…セールス展開に感じる疑問

一昨日発表された、5月13日付ビルボードジャパンソングスチャートで気になる動きが。 #ビルボードジャパン最新チャート速報 映画『#名探偵コナン紺青の拳』主題歌、#HIROOMITOSAKA「#BLUESAPPHIRE」が16位に入り、4週連続で20位以内にランクイン。シングルCD…

アイドルからアーティストへ…山本彩「イチリンソウ」のチャートアクションに見る変化、そしてさらなる上昇に必要な動画対策を考える

NMB48を卒業後初の楽曲でありシングルとしては初リリースとなる、山本彩「イチリンソウ」のチャートアクションが興味深いので紹介。NMB48時代のラストシングル「僕だって泣いちゃうよ」とは明らかに異なっています。 ・山本彩「イチリンソウ」(4月17日発売) …

Mrs.GREEN APPLE「ロマンチシズム」がトップ10ヒットに至れなったことから考える、日本におけるミュージックビデオの位置付け問題

水曜に発表された、最新4月22日付ビルボードジャパンソングスチャートで24位にランクインしているMrs.GREEN APPLE「ロマンチシズム」。デジタル先行で解禁されたこの曲は、4月3日にシングルCDがリリースされたことで前週シングルCDセールス指標を初加算し11…

レミオロメン「3月9日」のチャートアクションが鈍かった理由はストリーミング引き上げにあった

ビルボードジャパンソングスチャートを毎週追いかけていると、時流を反映するチャートであることがよく解りますこの曲についてもこの時期、確かに盛り上がっています。 ・レミオロメン「3月9日」 3月4~10日が集計期間となる3月18日付ビルボードジャパンソン…

バックストリート・ボーイズ、『DNA』よりも過去曲が話題に? チャートアクションから違和感を覚える

最新2月4日付、ビルボードジャパンアルバムチャートではバックストリート・ボーイズによるおよそ5年半ぶりのオリジナルアルバム『DNA』が制しました。 【ビルボード】バックストリート・ボーイズ『DNA』が総合アルバム首位 中村佳穂『AINOU』が『関ジャム』…

嵐は次週のビルボードジャパンソングスチャートトップ10入りは難しい? ならば嵐版”ブリ活”を提案します

弊ブログではビルボードジャパンとオリコンを比較し、ビルボードジャパンがはるかに社会的ヒットの鑑になっていることを伝えています。オリコンは今年度よりシングル合算ランキングをはじめてはいますが、その内容があくまでシングルCD主体であること、また…

昨日の音楽紹介テレビ番組ふたつから思うことを

昨日は邦楽界において大きな意義を持つ番組が2つ、放送されました。 今年最初の関ジャムは売れっ子音楽プロデューサーが本気で選ぶ2018年マイベスト10曲★蔦谷好位置、いしわたり淳治、mabanuaは大ヒットからまだマイナーな曲まで、どんなチョイスを?★前回は…

合算ランキングを発表しても募る不信…オリコンは誰のためにある?

今週水曜から開始されたオリコンのシングルおよびアルバムの合算ランキングについて、詳細等は一昨日のブログエントリーに掲載しました。 そこでその合算ランキングと、先んじて合算をスタートさせたビルボードジャパンソングスチャートで比較しようとしたの…

オリコンが今週"合算ランキング"をスタート…ビルボードジャパンには真似すべき点が多数あるのです

オリコンの新たなランキングが今週スタートしました。先週月曜からの1週間を集計期間とする"合算ランキング"、その第1回目の速報が今日4時に発表されました。 SKE48、松井珠理奈の復活作が第1回合算シングルランキング1位に(写真 全2枚)https://t.co/KXRpS…

客演、リミックス、言語の違いは”合算対象か別扱いか?” ビルボードジャパンに問い合わせてみた

チャートを追いかけていると時折、これはなぜ?という思いに駆られることがあります。が、Twitterでフォローさせていただいている方から、”ビルボードジャパンに問い合わせたら即座に回答をいただきました”とのご指摘をいただき、疑問を放置しては疑念になる…

日本レコード大賞の”非明確化”は不信感の種ではないか

毎年この時期になると、ここで日本レコード大賞について書いているような気がしますが…。 DA PUMP「U.S.A.」の優秀作品賞受賞に至るまではこれまでカバー曲が同賞にノミネートされなかったり、新人賞に実績十分のKing & Princeがいなかったり等様々な違和感…