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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ラジオDJ イントロ乗せの極意

さて、Facebook経由で読んでくださっている方ならご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、地元コミュニティFM局にてラジオ番組を担当させていただいています。複数のDJ陣でワイワイと、時に女子大生DJと丁丁発止のやり取り?もあり、スリリングながらも緩く楽しく放送しています。ラジオ好きが高じて、地元に戻ってきた後、今のラジオ番組に飛び込ませていただいた(?)次第でして。ラジオやってるときほどストレスを感じないことはない!というくらいだったりします。(ラジオヲタを受け入れてくださった皆さんに心から感謝!です)

ちなみに自分は、在京時代に最初の就職先を離れたタイミングで、某ラジオDJ事務所のセミナーを受講しました。営業車で聴いたJ-WAVEがあまりにお洒落で格好良く、音楽をより心地よく紹介することに徹するという話術の”洗礼”を受け、自分がくすぶらせていたラジオ志望という灯火が蘇ったというか、焼けぼっくいに火がついたというか(意味が違いますね)。それゆえ、セミナーを受講したのですが、そこで学んだ中に、【イントロ乗せ】の技術があります。

J-WAVEを代表するDJ陣ほどの流暢な英語はできずとも、その”コツ”を覚えれば、リスナーの皆さんに、ラジオをより心地よく聴いていただけるようになるものと考えています。というわけで、以下にその方法を箇条書きします。(自分への備忘録としても)

 

・イントロから歌い出しまでの秒数を計る

ラジオで曲がかかる際にありがちで、一番勿体無いなあと思うのが、DJの曲紹介が歌い出しにかぶってしまい、歌い出しがきちんと聴き取れないこと。まずは被らないように計測し、歌い出しの1秒ほど前に喋り終わるようにします。ストップウォッチは必携、と言い切ってよいでしょう。

 

・紹介する内容を用意する

少なくとも曲名、アーティスト名は用意。リクエストに応える形ならば”◯◯さんからのリクエスト(にお応えします)”と添えます。他に、時刻、番組名、担当DJ、リクエストの宛先などを挿入。ただし、イントロがあまりに長い場合(「背徳の瞳」とか「TIME TO COUNT DOWN」とか…例えが新しくないですかね)、途中まで雑談チックに話して、曲紹介はビシッと…というのも可かと。

ちなみに、時間が余ったら…という場合は、ステーションネーム(J-WAVE、FM◯◯…などの名称)などを挿入してピッタリ合わせるという方法も。クリス・ペプラーさんは曲紹介後、”エイティーワン、ポイント、スリー”とJ-WAVEの周波数(の英語読み)を添えることもありますね。

 

・無理しすぎない

とはいえ、慣れないうちは、曲紹介を歌い出し直前にきちっと終わらせることは難しいと思います。特に、”いっぺんに情報を伝えきらないと!”とか”これとこれは伝えなきゃ…”と義務感を抱くと、つまづいたときに一気に焦りが噴出して、一気にグダグダになっちゃいます。その際は、最低限の紹介にとどめて曲の後に詳細を紹介するというのも好いでしょう。

 

と、ざっと文字にしてみましたが、それでも最終的には”習うより慣れよ”であり、練習あるのみだと思います。自分は一人の時間が長かったので、音楽をヘッドフォンで聴きながらひとりごとでイントロ乗せ練習やったりしてましたね。(ってあらためて書いてみると、傍から見たら変な人に見られなくないですよね) 最初は恥ずかしいと思いがちですが、イントロ乗せがきまると嬉しいもの。

それと、自分の場合は、J-WAVEが曲紹介を含めた”曲扱い”の手本であり先生でしたが、好きな局の好きなDJの番組から、DJの技術を体感し話術を盗もう!と、注意深く聴いてみることも、習得への近道なんじゃないかと思います。

 

余談ですが、在京時代、渋谷HMVの2階にJ-WAVEのサテライトスタジオがあり、ピストン西沢さんと秀島史香さんのタッグで『GROOVE LINE』が平日帯でOAされていました。そこでは秀島さんがストップウォッチを持って”逆キュー”を振り(普段はディレクター等が曲をかける合図でキューを振るのですが、秀島さんが逆キューを振るのは曲紹介のコントロールを一任されていただろう証拠) 時にピストンさんの茶々が入りつつもさらっとかわす等しながらバッチリイントロ乗せを完了させる…という姿を何度も拝見し、魅了させられました。あの光景が、自分をラジオDJやりたい!という思いに向かわせたんだと思います。

(だからこそというか、地方のラジオ局でももっと公開生放送とかやってほしいですね。逆キューに限らず現場を見ていただくことで、ラジオへの興味を抱く方は出てくるはずではないかと)

 

 

というわけで、参考になれば幸いです!