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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

「月曜日はシックシック」聴いてもっとシックシックな月曜日

この1,2週間で一気に寒くなり、風邪をこじらせ病気がちになってしまった方も少なくないと思います。体調管理にはくれぐれも気をつけてくださいね。

…とラジオDJ的な時候の挨拶を挟んだところで、昨日のラジオ放送後記を書いた後で思い出したこと。

 

 

ラジオで今週のおすすめ(音楽特集)【魔法・マジック】をお送りした際、小室哲哉「Magic」と朝風まり「ザ・マジック」をかけている間になぜか次の曲を思い出し、スタジオにあるパソコンでしばし他のDJの方に観賞していただいたのがコレ。”なぜか”思い出したということにさせてください。

 

・三井比佐子「月曜日はシックシック」

男の子に”お熱”になった女の子を歌った歌。恋の病(シック=sick)と淋しくて泣く(シクシク)をかけた…というのは想像できても、まさかコーラスで♪シックさんじゅうろく~、と”四九36”というダジャレをかまされるとは…もはやトホホ(昭和語)全開の歌なのでございます。コーラスが三井比佐子以上の音量でいい意味でもそうでない意味でもクドいのも昭和的。

ちなみにこの作詞は高平哲郎。コーラスの歌詞まで手がけたかは不明ですが放送作家などもなさっているとなると、もしかしたら?と思ったり。そして作曲はあの筒美京平という…デビューするアイドルにとって最強の布陣、なのです。

三井 比佐子(みつい ひさこ、1963年12月20日 - )は、神奈川県茅ヶ崎市出身の元アイドル歌手、元女優。当時の所属事務所はオスカープロモーション、レコード会社はVAP。 81年に同じ事務所の北原佐和子、真鍋ちえみとともにアイドルグループ・パンジーを結成し、翌年6月1日、シングル「月曜日はシックシック」でソロで歌手デビュー。キャッチフレーズは「抱きしめて、青春天使。」

Wikipedia - 三井比佐子より

オスカー出身、顔もかわいらしい、天使というキャッチフレーズもピッタリ。レコードで聴く限り声もそこまで違和感ない。にも関わらず、オリコンでは週間チャート最高93位・売上1.1万枚と、低調に終わってしまいました。

何が原因なんでしょうか? と思ったけど、これ…ですかね?

・三井比佐子「月曜日はシックシック」(テレビ番組での”生歌”ヴァージョン)

 
今でもまれに、レコーディングと生歌が乖離している方はみられるのですが、彼女の乖離の幅はこれまで自分が見聞きした中でもトップクラス。ニコ動コメントの空耳歌詞についつい引っ張られがちになるけど、コメント無しで聴いてみてもやはり凄いですよ、これ。
 
 
おそらくは事前にアルバムまでの流れが決まっていたのか、シングルもう1枚をリリースした後、アルバム『ワンダフル天使(チャコ)』をリリースして音楽活動から離れた彼女。しかしなぜか2007年にアルバムが、ボーナストラック付で再発されているという。 

作家陣には筒美京平(初CD化曲収録)、伊達歩(伊集院静)、船山基紀etc…。バックには林立夫(ティン・パン・アレー)、ジェイク・コンセプション、今剛、斉藤ノブ、コーラスには伊集加代子グループ、EVEといった豪華メンツが集結。

Amazon.co.jp - ワンダフル天使(チャコ) - 商品の説明より

まさかの(?)豪華布陣。そしてコーラスをEVEが担当というのも時代ですね。作家陣やバックバンドが豪華なのはアイドルだからこそともいえるわけで、その”遺産を後世に残す”という意味では再発もうなずけるかもしれませんね。

ちなみに自分の音楽仲間はしっかりとCDを購入しながらも、やはり生歌だよね~と言っておりました。

 

 

この記事を書くにあたり驚いたこと。グーグルで”月曜日は”と入力したら予測変換最上位に”シックシック”が出てきたということ、そして株式会社音楽と人などが運営するサイト『EYESCREAM.JP』内の末光篤ブログ第2回にて「月曜日はシックシック」が取り上げられていたということ…というか、【末光篤・歴史的10選】がかなりそそられるんですけども!