face it

青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

デスチャの真骨頂はラヴバラードにある - 「Cater 2 U」

タイトルを証明するであろう作品群が、来年1月に『Love Songs』いうタイトルでリリースされます。

 

bmr.jp - デスティニーズ・チャイルド、未発表曲を収めた「ラブソング」ベストが1月に

 

このアルバムの肝は未発表曲および入手困難曲の4曲の収録にありますが、1曲目に「Cater 2 U」を据えていたことで(オリジナルアルバムは揃えている自分でも)俄然興味が湧いた次第。

ともすれば「Survivor」など攻撃的なアップナンバーの印象が強いデスチャですが、特にラストアルバム『Destiny Fulfilled』(2004)では、3曲目(「Cater 2 U」)以降はミディアム~スロウが主体。ゆえに?(リンク先の)Amazonのアルバム評価は分かれていますが、”攻める”はずの彼女たちがここまで落ち着いて愛や友情(友情を歌っているように見えながらも、実は「Girl」の歌詞は侮れないのですが)を歌うことに、良い意味で裏切られました。曲自体もヴォーカルグループとしての実力も高い次元にあり、R&B、いやソウルに根ざしたその世界感が解散によって聴けなくなるかと思うと本当に残念…と解散の報に際して強く思ったことを思い出しました。

 

そのアルバムの中でも特に好きな「Cater 2 U」がラヴソング集の冒頭を飾るのだから、間違いない作品集であると断言できます。

 

とある賞?で披露されたライヴ映像も好い…のですが、ミシェル(・ウイリアムズ)のパートでミシェルがほとんど抜かれてない!というのは悲しい限り…。関係ないけど、私の周囲にはなぜかミシェルファンが多いんですよね。

 

ちなみに、”cater”とは需要に応える、の意味ゆえ、曲名をくだいて訳すなら、【貴方に尽くします】ということ。強い女性像の象徴たるデスチャの、尽くすように歌い上げる姿にもグッときます。