face it

青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ゴスペル版"Hey Mr. D.J."!? - 21:03「Brand New Day」

R&B的な音を持つゴスペル、いわゆるコンテンポラリー・ゴスペルの注目の動き。

 

ゴスペル/R&Bの垣根を超えて活躍するプロデューサーのJ・モス(J Moss)が在籍するプロデューサーチーム、PAJAM。このPAJAMの秘蔵っ子、21:03("Twenty One O Three"と読みます)が今年リリース予定のアルバムから先行シングル「Brand New Day」を公開。これがかなりグルーヴィーなんです。

・21:03 feat. J Moss「Brand New Day」(2013)

というか、これはモロにジャネイ(Zhané)の大ヒット曲(全米6位 R&B3位)にしてクラブバンガーでもある、「Hey Mr. D.J.」ですね。

Zhané「Hey Mr. D.J.」(1993 アルバム『Pronounced Ja-Nay』(1994)収録)

いやいや、元はといえばジャネイがサンプリングしたマイケル・ワイコフ(Michael Wycoff)の「Looking Up To You」(1982 アルバム『Love Conquers All』収録)ネタではあるのですが(この点については、"サンプリング"のデータベースであるWhoSampledの比較の頁を参照してください)。とはいえ「Looking Up To You」のサビの展開を踏まえれば、21:03版はむしろジャネイ版を意識、踏襲したと言えるでしょう。かなり心地いいです。

 

 

コンテンポラリー・ゴスペルでの"大ネタ使いのアプローチ"といえば、以前弊ブログでも触れたメアリー・メアリー(Mary Mary)「Walking」での"ジプシー・ウーマン使い"というのがありました。大ネタ使いはもしかしたら反則ギリギリかもしれませんが、気持ちよさにはやはり抗えないですね。今年リリース予定のアルバムが今から凄く楽しみです。