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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

2015年邦楽界はビクターに注目 その二 Sugar's Campaign (と個人的な話)

一ヶ月ちょっと前になるのですが、RABラジオ『GO!GO!らじ丸』(毎週月-金 11:55~16:00)のラストソングとしてOAされた「ホリデイ」という曲に”一聴き惚れ”しました。

この懐かしくも新鮮な感覚。聴いていてワクワクせずにはいられない音。気持ちいいですね。

 

アーティスト名はSugar's Campaign(公式サイトはコチラ)。検索すると彼らもビクター発昨年の私的邦楽ベストでランクインした多くの歌手と同じくビクターというところに何かの縁を感じた次第。この曲は明日リリースのファーストアルバム『FRIENDS』からの先行配信曲。そして同作からは、昨夏インディからリリースして大手CDチェーンで話題になった「ネトカノ」も収録。こちらはアーバンな佇まい。

この「ネトカノ」、既に2年以上前にYouTubeでアップされていたんですね。恥ずかしながら知りませんでした。音楽ナタリーでの【Sugar's Campaign「FRIENDS」インタビュー 普遍的ポップス職人の狙い】においての、『YouTubeで発表してもその世代の人たちに届かへんっていう限界を感じたから』CDを出したというくだり、特に噛み締めて読ませていただきました。今後登場する歌い手はきっとこの概念が主流なんだろうなあと思うなど。アンテナの感度を上げないといけないなあ自分、反省です。

(そして音楽ナタリーのインタビューは流石ですね。彼らの音楽的バックグラウンドや経緯、配信等へのスタンスなどがよく分かる内容。さらには初回盤の詳しい紹介までも細かく。必読です)

 

 

さて、先に用いた”アーバン”という言葉。一十三十一さんが最近の自身の作品を形容する際によく用いる表現なのですが(昨秋弘前で行われたライブでも使っていました)、Sugar's Campaignのメンバーのひとりが、彼女も手がけているAvec Avec(ことTakuma Hosokawaさん)という方。Avec Avecとしてリリースした「おしえて」での、”電子音楽×R&B”で生まれたレイドバック感が懐かしくも新しくそして実に心地よいわけで。彼のベースにはこの”アーバン”があるのかなと。

 

至極個人的なことですが、実は以前ミュージシャンの野戸久嗣さんがお勧めしていたのがこの「おしえて」でした。野戸さんはSMAP「Fly」を作曲された方で、曲調から想像出来る方もいらっしゃるかもしれませんが、ゴスペル畑の方です(コチラを参照)。私自身以前ゴスペルクワイアに所属していたことがあり、一度そのクワイアに野戸さんも入って共に歌わせていただいたのですが、大人数でも聴こえてくる彼のダイナミックな歌声に圧倒されました。「Fly」がSMAPの中でも五本の指に入るくらい大好きな曲だった自分にとっては、その経験に感動と興奮を覚えた記憶が。ちなみに野戸さんによる、アコギ一本でのセルフカバーが物凄く刺激的で格好良いのでこちらも紹介させていただきます。

 

その野戸さんがお勧めしていたのがAvec Avec

 → Avec AvecがSugar's Campaignの一員としてメジャーデビュー

  → 偶然地元のラジオ局から流れる「ホリデイ」に巡りあい一聴き惚れ

という、偶然のめぐり合わせに嬉しい驚きを覚え、曲を紹介してくれた(そして過去のめぐり合わせも思い出させてくれた)番組に感謝しきりです。

Sugar's Campaignの紹介のつもりが至極個人的な感動や経験談を中心に語ってしまったのですが、2015年初っ端から心地良いサウンドに巡り会えた幸せをより強く実感すべく、アルバム『FRIENDS』をチェックしようと思います。