イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ウォークマン【NW-WS615】を使用してみて、ランニング/スイミングのお供になると確信した

自分が住むところから割と近いところに、桜の名所として知られる弘前公園があります。今年も桜の季節を迎え、園内ランニングが楽しい時期となりました。この時期、早く行ける場合は有料区域に無料で入ることが出来る7時前にランニングを開始するのですが、同じ考えの方が多いのか、早朝から大賑わいだったりします。

 

さて、今年のランニングの”音のお供”は、今月購入したソニー製のウォークマンWシリーズ、【NW-WS615】です。商品の概要はコチラをご参照ください。

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あいにくの雨でしたが、フードを被ってランニング完了。フードも相俟って、遮音性が非常に高く音楽に集中出来ました。逆に言えばこれまで以上に周囲に気をつけないと…とも。

 

 

使用してみての結論からいうと、かなり使いやすいです。

買ってから少しの間はランニングすると少しズレることがありましたが、付属のイヤーピースは大きさが四種類あり(最初に本体についていたのは二番目に小さいサイズ)、一つ上のに差し替えたことでほとんどズレなくなりました。付け続けても違和感がないですし、遮音性も高いです。そして、これはユーザーレビューにもあったのですが、コードがないだけでこんなにもストレスがなくなるのか!と嬉しくなりました。これまではiPhoneにランニング用のイヤフォンを挿して使っていたのですが、イヤフォン自体が何度もズレたりコードが煩わしかったりしていたわけでして。快感と書くと大袈裟かもしれませんが、本当にそのくらい差がありました。

それに、iPhoneは(月々の支払額等を勘案し)32GBを選択したのですが、写真やアプリなどで容量の半分以上を占めている状況で、音楽をプラスすることで残量が3GB弱となってしまっており、音楽に特化した【NW-WS615】を購入することにより容量問題もほぼ解決。付け加えるならばより高いビットレートで変換することに躊躇がなくなりました。

 

ちなみに、iPhoneなどのBluetooth搭載のスマートフォンとも接続が出来るのも強み。ラジオ好きな自分にとっては、iPhoneradikoを開き、ラジオを聴きながら走るということが出来るというのも嬉しいことです。iPhoneに落としたラジオのPodcastを聴きながら、というのも勿論可能。ちなみにウォークマンへの転送用アプリケーション、Media Go(無償ダウンロード可能)ではPodcast購読も可能のようです(が、自分は未実施)。

 

操作は感覚、いわば慣れですね。画面がないのは少しだけ大変ですが(特に音源選択時)、電源ON→再生→アルバムの頭出し(早送りを長押し)→次のアルバムの頭出し…と続けて選択します。初期設定だと(?)、アルバムが0-9→A-Z→あいうえお…の順で登場するため、どのアルバムを入れているかを少しでも頭に入れておいたほうが好いかと。

この操作は、付属品の指輪型リモコンも同様なのですが、このリモコン、たとえばiPod nano 第6世代のような正方形の画面が付いたものをオプションとして用意してもいいのではないかと思った次第です。

 

この【NW-WS615】、ランニングのみならず水泳時でも使用可能。軽く泳ぐ自分にとってはこれも購入動機の一つでしたが、一度使ったところ…水泳時はあまりしっくり来ませんでした。とにかくよく外れる、そして音量が一気に落ちたのです。音量については、水泳用のイヤーピースが水を通さないために穴を開けていないというのが原因ゆえ、本体の最大音量をもう少し上に設定してもよかったのではないかと。なおフィット感については、前回使用時にイヤーピースの大きさを初期時と同じにしていたことが外れやすかった原因だと思われるため、次回はひとつ上のイヤーピースにしてリベンジしてみようと思います。無論、顔を水中から出しての水中歩行では問題ないですし、その際の集中度は高まりました。使い慣れていくうちに、きっと水泳時にも手放せない存在になると思っています。

(※なお、プールによっては携帯音楽プレーヤーなどの機器の持込を禁止しているところも少なくないようです(実際、ユーザーレビューを調べるうちに禁止云々の話を何度か目にしました)。ですので、活用予定の方はプールに事前確認することをお勧めします)

 

 

結論からすれば、買ってよかったですね。運動時のモチベーションになるだけじゃなく、普段使いにもいいかもしれません。

自分にとっては久々のソニー製品購入となりました。正直に書くならば、以前のソニーに対して不信感を抱いていたことは否めません。ソニーが数年前まで推し進めていた”自社製品への囲い込み”(メモリースティックなど)が見て取れ、またmoraとバッティングするiTunes Storeに対するソニー傘下のレコード会社の未提供なども相俟って、ソニーへの不信感は強く存在していました。今回購入に至ったのは、【NW-WS615】に代わるものがないということが最大の理由でしたが、近年のソニーに先述したような考えが見られにくくなったということも購入の一要因となっています。

 

今後も【NW-WS615】のような、痒いところに手が届くような商品が登場してほしいなと思った次第です。