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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ゴスペル×ルイ・ヴェガ…流麗なハウスリミックス

ゴスペルナンバーが流麗なハウスに生まれ変わりました。

 

ビルボードHot Gospel Songsチャート、5月9日付最新チャートで4ランクアップし13位に登場したのがスリー・ワイナンズ・ブラザーズ(3 Winans Brothers)の「Dance」。ゴスペル界で活躍するワイナンズファミリーから『ビービー・ワイナンズ、マーヴィン・ワイナンズ、カーヴィン・ワイナンズの3兄弟』によって結成され(bmrより)、昨年ファーストアルバム『Foreign Land』(→ Amazon.com(US)にて試聴可能。日本ではiTunes Store等での配信は無し)をリリース。そこからのシングルカットで、こちらもゴスペル界のレジェンドと言えるクラーク・シスターズ(The Clark Sisters)を客演に迎えたミッドスロウなナンバー。

 

しかしこの曲をYouTubeで探してみても、ミュージックビデオはおろかリリックビデオも見つからず…代わりに見つかったのがこのリミックスでした。ちょっと懐かしさも漂うハウスリミックス。そしてそのリミックスを担当したのがルイ・ヴェガ(!)。

あまりにお洒落過ぎて多幸感が味わえるといっても過言ではありません。さりげなく挿入されたギターのディスコティークな感じも心地良いですね。

 

面白いことに、元々の「Dance」を収録したアルバムが準メジャーのeOneからリリースされているのに対し(そしてアルバムは先述した通り日本未配信)、シングル「Dance」のリミックスはルイ・ヴェガの個人レーベル(と思しき)、ヴェガ・レコードよりリリース。しかもiTunes Storeではジャンルが"ハウス"となって配信されています。また「Dance」のリミックスは、上記も含めた長尺3バージョンおよび"Funk House Remix"のダブバージョン、長尺3バージョンのラジオエディットおよびインストゥルメンタルの合計11曲がアルバムの形で配信されています。

iTunes - ミュージック - 3 Winans Brothers「Dance (feat. The Clark Sisters)」

 

このブログを執筆してる最中に、この「Dance」リミックス(おそらくはヴァイナル)を日本で取り扱う店舗のツイートが登場。クラブでかかりまくってほしいものです。

リンク先の商品詳細にもあったのですが、ヴェガ・レコードからのリリースは久々なのですね。ヴェガ・レコードのホームページでは全曲一部聴取可能となっているのでこちらも是非チェックしてください。

Dance | Vega Records 

 

ルイ・ヴェガはマスターズ・アット・ワーク、ニューヨリカン・ソウルといったプロジェクトや自身名義でのリミックスによりハウス界での地位を確立した方(LOUIE VEGA - ルイ・ヴェガ - - HigherFrequencyにプロフィールが掲載)。また、スリー・ワイナンズ・ブラザーズのメンバーのひとりであるビービー・ワイナンズは以前も「Thank You」のリミックスにてハウスアプローチを試みていたのですが、改めて調べてみたらこのリミックス、Masters At Work仕事でした。なるほど、「Dance」はルイ・ヴェガとビービー・ワイナンズとの"再共演"だったのですね。

 

願わくばリミックス集がCDとしてリリースされてほしいのですが…とはいえ、こういったシングル曲のリミックス集が出ること自体が最近では珍しいことで、その試み自体に拍手を贈りたいですね。ルイ・ヴェガによるリミックスでゴスペルチャートのみならずダンスチャート、さらには総合シングルチャートでもクロスオーバーにヒットしてほしいものです。