というハッシュタグがTwitterのトレンド上位になっていましたね。
自分自身は一応は暦通りの休日でしたが、日曜のラジオや家族の不在に基づく家事代行により泊まりでの旅行は控え、遠出は一日のみでした。
そんなわけで、自分の #GWを写真一枚で振り返る 。
下北半島、恐山。地蔵殿から山門方向を撮った写真。霊場も写真に収めたのですが、これはおおっぴらにすることはせず、自分の中にとどめておきます。
正直、興味があって行ったという部分もあります。『ドキュメント72時間』(NHK 毎週金曜22時55分 コチラにてオンデマンド視聴可能(有料))で昨年同時期に取材、後日放送された内容を観て、薄々は見聞きしていたものの同じ県内でこのようなところがあるとはと圧倒され、一度伺ってみたいと思っていました。
入ってみると、門を境に明らかに凛とした空気に変わり、自然がもたらしたこの世のものではない光景に魅了され(まさに地獄と呼ぶに相応しい荒々しさ、そして奥に行くと、湖の手前にある水たまりがまるでラグーンのような、天国と呼んでも差し支えないほどの美しさがあり、天国と地獄が共存しているようでした)、そして様々な名の地獄やそこに鎮座する地蔵や仏像に備えられた、死者の名が書かれた楕円の石に込められた死者を祀る思いに強く心を揺さぶられ、何度も足を止めてしまいました。帰宅後、家族には安直な訪問を咎められましたが(霊を連れてくる可能性があるから、と)、それでも一度行ってみて死というものを、そしてそれと正反対にある生というものを改めて考えるきっかけになったことは大きな収穫であり、安易に自分を咎めるのはやめよう、死という瞬間まで大事に生きようと思えたことに、行ってよかったという気持ちになりました。
ちなみに、恐山へ行く道の途中、横浜町の菜の花畑にも足を運んできました。大迷路に設けられた展望スペースから眺める景色もまた、心地よかったですね。これでも満開までもう少しかかるとのことですので、満開になれば一面がより黄色く美しくなるとのこと。
(写真二枚掲載してしまいましたが)
気が向いた時に青森市から車で2時間ちょっとあれば恐山まで行けるはずです。ドライブがそんなに苦じゃないという方ならぜひ、広大な景色に圧倒されに行くことをオススメします。