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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

AOMORI SHOCK ON、第二弾は開催されるのだろうか

昨夜放送された『ライムスター宇多丸のウィークエンドシャッフル』(TBSラジオ 毎週土曜22時)の冒頭にて、宇多丸さんが5月10日開催のRHYMESTER初主催フェス『野外音楽フェスティバル 人間交差点 2015』の感想(および今後の課題としての宇多丸さん自身の体力面の改善等)を述べていました。5,000人以上の観客動員があったとのことです。非常に充実した内容であったことが宇多丸さんの口ぶりからひしひしと伝わってきました。簡潔な文章だとは思うのですが、ライブレポートのニュースソースがありましたので載せておきます。

RHYMESTER主宰『人間交差点 2015』に5000人が熱狂 - OKMusic (2015年5月11日付)

 

個人的には、主催者側からの雑感が発表されることは好いことだと思うのです。それはフェスがオープンであることを自ら証明していることと同時に、風通しが好い分様々な意見(批判も含めて。ただしただ罵倒するだけの非難は要りませんが)が飛び交うことが出来、そこから改善に繋がるとう意味においても。

 

で、宇多丸さんの主催者側の雑感を聞きながら、思い出したのは地元で昨年初開催された音楽フェスのことでした。

青森食音「AOMORI SHOCK ON」2014.9.27・28青森港新中央埠頭特設ステージにて開催!

リンク先を貼り付けた際、”ご来場ありがとうございました”等の文言があるのかと思ったのですが。

 

ラインアップ等は上記リンク先を参照していただきたいのですが、音楽フェスの中でも屈指のジャンルレスっぷりで、明らかに家族向けと思しき内容ではありました。それ自体は何ら問題はないのですが、それでも最後の最後に中村あゆみさんの出演を発表した(ともすればブッキング自体もギリギリだった可能性も)段階で、その”家族向け”コンセプト(最後は親の年代が中村あゆみさんの演奏に満足して会場を後にする、という画)自体がもしかしたら後付けだったのではないかと。また、当初は中学生も有料だったのが、途中から中学生以下は保護者同伴の条件をクリアすれば無料にすると変更したことも、チケットの売れ行きが芳しくなかったのでは?と思わせるに十分でした。それらの点で、観客は得したかもしれないのですが明らかに主催者側に”ブレ”があったように思います。中学生以下をチケット無料にしてしまうと、次回以降の開催時もそのシステムにしないとクレームが来るかもしれないという点で主催者が自らの首を絞めたことになるでしょうし、先行にて購入していた方にとってはいち早い購入が馬鹿馬鹿しく思えてしまったかもしれません。

自分は両日とも観に行っていない(日曜は当初からラジオの予定でしたが)ので、フェス自体(動員等)について断言出来る資格がないと言われればそれまでなのですが、しかしながらライブレポートのニュースソースがないどころか(”AOMORI SHOCK ON ライブレポート”のYahoo!での検索結果にはきちんとしたニュースが皆無)、当日の写真が公式サイトにアップされることもないことに、はっきり言って不満を覚えます。いや、リンクステーションのホームページには終了報告はありましたが、なぜこれをフェス自体のページに貼らなかったのか、強く疑問を抱きます。あれだけメディアで宣伝が、ラジオ番組では特集も組まれたのにも関わらず事後報告がほぼ示されないのは、メディアを介して見聞きした方にも、そして沢山の特別後援・後援・協賛等メデイアや企業に対して無礼ではないかと。同時に、フェスに参加しなかった(出来なかった)方に対してどれだけ魅力的だったかを訴求できないのは、次回以降の開催時の来客動機に繋がらないのでは、という点において機会損失だと思うのです。

しかもフェスの公式Twitterアカウントは歌手の参加報告の公式リツイートばかり、Facebookページも歌手が発した分のシェアばかりで、双方共に事後報告がボランティアのゴミ拾いや落し物等というのはどうなのでしょう。穿った見方を敢えて書くならば、思ったほどの動員が見込めなかったことを露わにはしたくないという意識の表れなのではないかと。そういう風通しの悪さは次回以降の改善に繋がりにくいと思うのです。

 

...と書いたところで、おそらくは今年開催予定だった第二弾は無くなったのではないかと個人的には考えています。来客数増加のための無料措置やラインアップの緊急追加というドーピングはその場をなんとかすることばかりに終始した行動であり、来場後の御礼や事後報告の無さはフェスの余韻を長続きさせるつもりがない措置(放置)...それらの行動は、AOMORI SHOCK ONが掲げた、”毎年、関わる人すべてが楽しみに来ていただけるような、『新しいお祭り』にしたい”というフェスの継続性とは明らかに反しています。昨年の開催決定のアナウンスが同年4月25日だったことを考えると尚の事、今年は開催されないと考えるのが自然かもしれません。

仮に行われるとしたらこの予測は誤ったものでありお詫びいたしますが、実行するとならば是非とも今回掲げた点を踏まえ、改善に努めていただきたいと思います。