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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

”ワイルド・スピード”サントラ曲が全米1位を記録したチャーリー・プースによる「マーヴィン・ゲイ」

昨日放送の『J-WAVE TOKIO HOT 100』(J-WAVE 毎週日曜13時)にて85位に初登場したのがチャーリー・プース feat. メーガン・トレイナー「Marvin Gaye」。ミュージックビデオを今朝チェックしたんですが、これは朝方観るにはお勧めしません。それと、家族と共に観ることも躊躇いますね。

会場がたった一曲の登場で一気に盛り上がり...という構図は先日公開されたばかりのマーク・ロンソン feat. ミスティカル「Feel Right」と似ているかも。そして多くのカップルのキスシーンを、それもジェンダーの区別なく設けるところはカイリー・ミノーグ「All The Lovers」を想起させますね。カイリーの方がさわやかに感じられるのは屋外だからなのでしょうか。また、ミュージックビデオ後半でのみんな床に伏して...というシーンは映画『ショートバス』を思い出してしまいました。ちなみにジェンダーについて考えるという意味で『ショートバス』はお勧めの一本です...が、かなり濃厚なシーンが多いのでその点にはご注意ください。

 

チャーリー・プース...先述したマーク・ロンソンがブルーノ・マーズを客演に招いた「Uptown Funk」の14週連続1位の座を蹴落として現在5週連続首位をキープしているウィズ・カリファ「See You Again」に客演参加している新鋭のシンガーソングライター。映画『ワイルド・スピード SKY MISSION (原題:Furious 7)』に用いられた同曲は映画と共に大ヒット(J-WAVEでも2位まで上昇)しており、チャーリー・プースに注目が集まっているのは間違いありません。ファルセットは少しサム・スミスに似ているかもしれませんが、サムよりもスムーズな声のように感じます。

 

そのチャーリーの「Marvin Gaye」は、今年2月にリリースされたメジャー第一弾シングル。「All About That Bass」で昨年全米チャート首位を記録し一躍時代の寵児となったメーガン・トレイナーを招くことで、レトロソウル感が増し説得力が上昇、更にはチャーリーのお膳立てにもつながっています。その上で「See You Again」が大ヒットしたことを受け、チャーリーは今月、EP『Some Type Of Love』(→ iTunes Store)を緊急リリース。「Marvin Gaye」も収録されています。レトロソウルをメーガン然りチャーリー然り、白人のミュージシャンが体現しているのは面白いですね。

 

ちなみに曲名の由来は、『1970年代~80年代に活躍した伝説のソウル・シンガー、マーヴィン・ゲイをモチーフ (省略) 代表曲「レッツ・ゲット・オン」「ガット・トゥ・ギヴ・アップ」などのフレーズも飛び出す』(Charlie Puth / チャーリー・プース プロフィール|ワーナーミュージック・ジャパンより)とのことです。が、これってゲイ氏の遺族に許可いただいているのでしょうか。ゲイ氏の遺族による訴訟が大きな問題となっているだけに、仮に今後同曲がヒットした際に訴訟が持ち上がらないか...と心配しています。