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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

平成版「真夏の出来事」? 平山みきの夏曲

Shiggy Jr.のメジャーデビュー曲、「サマータイムラブ」が好調です。

色使いやファッションセンス、編集技法までもがモロにエイティーズを意識した仕上がり。最新7月13日付ビルボードジャパンHot100チャートでは7位(前週は2位)に位置し、ラジオエアプレイ指標では1位を獲得。爽やかでキャッチーな曲はラジオでより愛されているといえます。

 

さて、”サマータイム”という言葉をタイトルに冠した曲は他にも。今年リリースされたTUBE「SUMMER TIME」(「瞳そらさないで」を彷彿とさせる、”ビーイング感”全開な一曲)をはじめ、EXILEm-flo渡辺美里さんやサーカスなどが思い出されるところ。そんな中で調べてみて度肝を抜かれたのがこの曲でした。

2001年発売のシングルで、ベストアルバム『ビヨンド ~ 平山みき オール・タイム・ベスト』(2013)にも収録されているこの曲、ジャケットの雰囲気同様まさしくMISIAさんっぽいんですよね。それもそのはずで、この「パーフェクト サマータイム」(→Wikipedia)はMISIAさんを手掛けた与田春生さんを制作に迎えて作られた曲で、作曲が松井寛さん、編曲が松井さんと鷺巣詩郎さんという、まさにMISIA「One!」(1999 シングル「忘れない日々」のカップリング→Wikipedia)と同じ面子による作品。声質は全くもって異なりますが、サビの最後でより強い余韻を残すメロディ構成や、ストリングスの質感が似ていて、DJプレイで2曲をミックスしたら面白いはず、と実感です。平山三紀さん版はコチラで(ちなみにリリース時は”平山三紀”名義でした)、MISIAさん版(ライブ映像)はコチラで確認できます。

 

ちなみに、「パーフェクト サマータイム」の作詞は橋本淳さん。平山みきさんの夏の名曲、「真夏の出来事」やいしだあゆみ「ブルー・ライト・ヨコハマ」などを手掛けた作詞家でいらっしゃいます(作品群はWikipediaに掲載)。先述した与田春生さんについて調べていたところ、プロフィールにて『作詞家、橋本淳を父に持ち』という表記があってビックリしました。親子で平山さんをバックアップした、ということなんですね。橋本さんは1990年代以降表舞台に立つことが減ったとのことですが、最近では栗山千明さんやBuono!などと手掛けていることから、「パーフェクト・サマータイム」、そして息子との仕事が創作活動再開に至らせたのではないか、と勝手ながら想像しています。