face it

青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

8月15日

万一の事態になったらどんな悲惨な状況がやってくるかは、過去の出来事を見聞きしてある程度想像出来る気がします。いや、機器等が進歩した現在において万一の事態が起きたなら、もっと悲惨になることは想像に難くないでしょう。悲惨な状況だったんだよと訴えることも必要ですが、ならば万一の事態を避けるためにどうするか、それを考えることこそが重要ではないかと。

 

自分が一時期歌っていたゴスペルは、聴いてもらう相手、そして歌う自分自身に希望を抱いてもらう音楽であり、相手を咎めよというものでは決してありませんでした。現在は、”相手は悪だ、だから何を言ってもやってもいい”という理論(と言う名の屁理屈)が蔓延っているような気がしてならず、それがヘイトスピーチや、極端に言えば武力行使に対して勝手な正当性を与えているような気がしてなりません。万一の事態を作るのは上の方かもしれませんが、後押しする市井の空気感も、上の方への大きな力になりうるでしょう。相手を思いやりそして自分を労ることで、心に余裕をことが一人でも多くの方に出来たなら、ギスギスとした空気は薄くなり、最終的には万一の事態を回避出来る力になるのでは、と。

 

 

RHYMESTERが先月リリースしたアルバム、『Bitter, Sweet & Beautiful』はアルバムの流れ、そしてコンセプト等、大好きな作品集です。そのアルバムに収録された「The X-Day」のように、”対地球”という特殊な事態にでも追い込まれない限り、一致団結出来ないのではないかと危惧します。ユーモア溢れる内容ではあるのですが、そこに込められた皮肉がグサリと重く刺さるのです。

RHYMESTER「The X-Day」リリック

宇多丸 ライムスター新曲『The X-Day』を語る - miyearnZZ Labo

 

8月15日でちょうど戦後70年。今日はそのことを特別に意識する日になりましたが、心の平穏と余裕については常日頃から意識していこうと思います。