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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ブラクストンズ、19年ぶりの復活へ

ジャネットの7年半振りのカムバック作が彼女らしい音世界で素晴らしいのですが、こちらはなんと19年ぶりのカムバックに。

まさかのブラクストンズ復活。それも5人という形で。

 

ブラクストンズについては、先週アルバム『Calling All Lovers』をリリースしたばかりのテイマー・ブラクストンのバイオグラフィーに詳細が。

5人姉妹の末っ子として生まれたテイマーは、姉たちと共にブラクストンズに参加し、1990年にAtlantic Recordsからシングル“Good Life”をリリース。しかしその後、長女のトニがLA・リード(Antonio “L.A.” Reid)&ベイビーフェイス(Kenneth “Babyface” Edmonds)の目に留まりソロに転向。トニのバックコーラスとしての活動を経て、ブラクストンズは長女のトニとトレイシー(Traci Braxton)をのぞいた3人組として1996年にAtlanticからデビュー・アルバム『So Many Ways』を発表する。

Tamar Braxton | bmrより

長女、トニ・ブラクストンは90年代を代表するR&Bシンガーに成長。一方でトワンダ、トリーナそしてテイマーによるブラクストンズの処女作『So Many Ways』はビルボードアルバムチャートで最高113位(R&B26位)と振るわず、トリオとしては一枚のみのリリースに終わってしまいます。しかしながらアルバムからの4枚目のシングル(そして現段階でブラクストンズ名義での最後のシングル)となった「Slow Flow」は好事家からの人気が高く、もはやR&Bクラシックといっても過言ではないでしょう。

それゆえに、ブラクストンズ一家を追ったリアリティ番組の放送開始以降、心の何処かでブラクストンズ復活を切望していたのですが、まさかトニとトレイシーも含めた5人組での復活とは。それこそ、今から25年(四半世紀!)も前のシングル発表以降という形に。

5人組でのブラクストンズはアルバムリリースに至れず、またテイマーのソロ作もお蔵入りの憂き目に遭いながら(そして破格の成功を収めたトニも後に波乱の人生となり…その半生がテレビ映画化されるとのこと)、リアリティ番組開始以降に人気が再燃。テイマーのソロ、トニと彼女の成功を支えてきたベイビーフェイスとのコラボ作が相次いでヒットし、いよいよ今回のクリスマスアルバムに至った模様です。実はトニもテイマーも過去にソロ名義でクリスマスアルバムをリリースしており、それらとどう差別化を図っていくのか気になるところです。

ちなみにトニはソロ名義のクリスマスアルバムでレゲエ界の大御所、シャギーと共演。「Christmas In Jamaica」はタイトルに違和感抱かずにはいられないものの、レイドバック気味で実に心地よく、お勧めです。