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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

現実を如実に示した婚活パーティーと協賛企業への私見

朝からこの報道を知り、いろいろ考えています。昨日付の記事。

『回答率は事業所が64・4%、労働者が65・2%だった』(記事より)とあるのですが、4割に達した現状を踏まえ、いわゆる"ブラック"を自認しているところは回答を拒否したのではないか、拒否しなかったならば4割で済まなかったのではないか…と考えるのは自分の悪い癖かもしれません。昨年の報道で【数字は語る】《6・7%》20~30代の非正規雇用男性の既婚率、正規社員の4分の1 - 産経ニュース(2014年4月3日付)というのがありましたが、非正社員(非正規雇用)が増えていくことで既婚率はもっと下がるでしょう。

 

いつの放送かは失念しましたが、『ジェーン・スー 相談は踊る』(TBSラジオ 毎週土曜19時)の中で、"女性が男性の結婚条件として必要でないものは?"というようなランキングを紹介していました。そのトップ10の中に"高収入(もしくはある程度の収入)"は入っていなかったはずです。

そんなの必要ないない! 女子が、結婚相手に一番“必要でない”条件11|「マイナビウーマン」(4月23日付)

厳密にはコチラのランキングが紹介されたわけではないものの、コチラの11個の条件の中にも"高収入"は必要でない条件には含まれず。これが"現実"なのでしょう。となると非正社員はその割合が増えるのみならず、正社員との収入格差も大きな障壁となり、既婚率がより下がるのではないか…と考えてしまいます。

 

 

そんな傾向を如実に示している、とある"イベント"に最近遭遇しました。

アップルパレス青森 - カップリングChristmasパーティー(12/12)

最近は自治体主催で行われることも増えた、いわばオフィシャルな形の合コンですが、その参加資格が『独身で男女ともに25歳 ~40歳位 男性は青森県市町村職員共済組合の組合員(地方公務員)』(リンク先より)とあり、つまりは男性は地方公務員限定なのです。"女性が結婚に求める高収入(もしくはある程度の収入)が予め保障されている"このパーティー、女性が先月の段階で定員に達したという事実が"高収入が結婚等の最低条件"を物語っているかのようです。婚活とは謳っていないものの、地方公務員限定という条件を用意している段階で、参加者にとっては結婚を見据えたものであると断言していいでしょう。

そして個人的に驚いたのが、このパーティーの協賛が地元放送局のエフエム青森ということ。パーティーのCM(そして女性が定員に達したこと)も盛んに放送されています。

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イベントの協賛企業ゆえ宣伝は自然なことではありますし、昨年のリレーマラソンの失敗(弊ブログでも過去に言及)も踏まえれば注目を集めやすいイベントにいろんなものを注ぐことは自然なことではあるのですが…。

 

これは邪推を承知で書くのですが、エフエム青森のここ最近のリスナー等離れを省みない(ように映る)姿勢の一端が今回の協賛に表れていると思うのです。非正社員の増加は"二極化"を生み出し、弱者が勝ち上がりにくく同時に強者が弱者を思いやらない社会になっているかのようですが、その強者のあたかも"ついてこれる人だけついてくればいい"という姿勢がエフエム青森のそれに似ている…広く市井の意見を聞こうとしない(収入や番組モニター廃止でふるいにかけて)…というのは考えすぎでしょうか。自分は非正社員ではないものの、CMを耳にする度に不穏な空気を感じてしまいます。