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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

NHK紅白歌合戦 出場する・しない歌手に関する私見①

NHK紅白歌合戦』の出場歌手等が発表されましたね。

NHK紅白歌合戦、この初出場・復活に期待(11月19日付)で取り上げた7組中4組(そのうち、小林幸子さんは特別企画枠ですが)の他、布施明×島津亜矢「MY WAY」の素晴らしさ(11月25日付)の最後の一文にて"紅白"出場切望と書いた島津亜矢さんも復帰。これは本当に嬉しいことです。

 

さて、今回のラインナップ発表直後、選外ならびに演歌歌手枠についていち早く執筆されたブログが。

2015-11-26 - WASTE OF POPS 80s-90s

選外および復活となった歌手の一覧掲載の他、(事務所の)バーターおよび演歌歌手枠についての分析が見事だと思います。必読です。

 

 

さて、紅白出場および落選について、個人的に腑に落ちない点を挙げさせていただきます。今日取り上げるのは、昨年まで3年連続で出場していた、ももいろクローバーZの落選に関してのコメント。

ももいろクローバーZ紅白歌合戦を卒業します』…この"卒業"という表現に激しい違和感を覚えました。卒業は主に何年何十年と紅白の舞台で活躍した方が用いてこそ説得力を帯びる言葉ではないかと思うのです。そして、『ど真ん中しか歩きません』(『』内はいずれもオフィシャルサイト内ブログより)という表現。"紅白"出場を切望していたと聞く彼女たちが、いざその夢を叶えた瞬間に"紅白"はど真ん中以外になってしまったのでしょうか。穿った見方を承知で書かせていただくならば、彼女たちにとって"紅白"は邪道になってしまった…というのではないかと。

来年2月にアルバムを、それも二枚同時にリリースするももいろクローバーZにとって、今年の"紅白"はその訴求という意味でも重要な場だったと思います。今年も一定の結果を残している(ももクロ落選に音楽関係者疑問の声も「活躍」「支持」欠いたのか? (スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース(11月27日付)より)と考えると、邪推ではありますがもしかしたら"紅白"サイドと揉めたのかもしれません。いや、個人的にはその邪推が正しいのかもと考えていて、そうでなければ『卒業』『ど真ん中しか歩きません』というある種訣別ともとれる表現を、それも"紅白"出場歌手発表のタイミングに合わせてアップしたりはしないと思うのです。あたかも復讐の如く。

ただ…彼女たちにとってはそれが正しいやり方だったのかもしれませんしファンは支持するのかもしれませんが、彼女たちの"紅白"に対する穿った価値観の押し付けは、"紅白"に関わる人々、楽しみにしている視聴者にとって実に無礼な表現だと思うのです。それと共に、何よりも彼女たちがいつか"紅白"に戻ってきたいと思ったときに自ずとその道を絶ってしまった、いわば自分で自分の首を絞めることをしたわけで。

格好良いことを書いているようで、実は非常に格好悪いなと。その幕引きの仕方が非常に残念です。