イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

小林悠さんへの思い

TBSの小林悠アナウンサーが、昨日3月4日付をもってTBSを退職しました。驚きました。

 

小林悠アナ TBS退社正式発表 健康上の理由で4日付依願退職 ― スポニチ Sponichi Annex 芸能(3月4日付)

 

春改編以降登板予定だった『NEWS23』を降板、そして金曜日のメインパーソナリティを務めていたTBSラジオ『たまむすび』を前週より休業。昨日の放送では冒頭にゲストの登場もあったことからオープニングで触れないことに強い疑問を覚えたのですが、ラジオの相方である玉袋筋太郎さんが宣言したとおり、番組エンディングにて降板の旨が伝えられました。小林アナウンサーのコメントが読まれる形で、本人の肉声が聞かれないままのラストでした。

 

先月には小林悠アナウンサー、赤江珠緒さん、そして曜日レギュラー5名の計7人による『たまむすび』新ポスターが完成し配布されたばかり。また小林アナウンサーの強い報道志望とこれまでの実績が認められての『NEWS23』への登板が決まっていた矢先のことだけに、今回の退社はスタッフサイドも、そしてなにより小林アナウンサー本人にとって予期せぬ結果だったと思います。それだけにあまりに唐突であり、それだけ芳しくない状態なのかと痛感しています。

 

 

勝手な推測でしかないのですがもしかしたら、(上記リンク先の報道で触れられているような)私的な出来事の発覚が今回に至る流れの源にあったのかもしれません。現役/フリーにかかわらずアナウンサーがトーク番組に登場する際、ゴシップ(誌)についてアナウンサーが問われることをよく耳にしますがそれらを聞く度に、気持ちが相当タフじゃないとやっていけない商売なのではないかと思うのです。仮に発覚した内容を面白おかしくいじられたことを心の何処かで嫌だと思っていて、その鬱積の結果がもしかしたら…と思うと、そういう根掘り葉掘りされる風潮を嫌いながらもラジオ(ポッドキャスト)でそのやり取り(の面白さ)を聞いて一瞬でも笑ってしまった自分自身を恥じるばかりです。

 

 

 

まずは小林悠さん、本当にご苦労様でした。今はゆっくり静養してください。そして自分のタイミングでまた羽ばたいていただけたならばと思います。『ザ・トップ5』そして『たまむすび』で魅せたラジオ愛は忘れません。