イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

地方開催ライブ一覧をラジオで紹介したい

”広域弘前圏のビジネス&カルチャー”を伝える弘前経済新聞が掲載したニュースに、ちょっと考えたことがあったのでご紹介。4月2日付の記事ゆえ、『ふらいんぐうぃっち』先行試写会は終了しています。

THA BLUE HERB山口洋さんのライブが開催されるということを恥ずかしながら知りませんでした。この記事を読んで、弘前には様々なライブハウスやイベントスペースがあるのだなとあらためて実感しています。

 

 

自分がもし県域放送局のDJもしくはディレクターをさせていただくならば、まさにこの記事のようなライブ紹介コーナーをやってみたいと常々思っているのです。今や”CDが売れなくなった、ライブの時代だ”と言われていますが。ライブ情報が広く市井に浸透しない限り、ライブにはその歌手のファンが能動的に出向くばかりではないかと。そこまでファンではないけどその歌手のことが気になる…という潜在的ニーズを持つ人の背中を押すためにも、広く県内のライブ情報を定期的に発信し、その際その歌手の曲をかけることで多少なりとも動員数増加に繋がる気がします。また、席が完全に埋まらない可能性がある場合はライブリポーター募集と銘打って、(局側が用意した席で)無料で観戦していただく代わりにリポートを提出、番組ホームページ等で紹介するのはどうでしょう。ライブの興奮を観た人の声を伝えることで、リポートに触れた人がライブへの興味を抱いていくというのもアリではないかと思うのです。

その興味が徐々に人から人へ連鎖することでライブ動員数が増えれば、ライブの予習等としてCDを手に取る人も増えるかもしれませんし、好調な動員数を踏まえて青森でのライブを希望する歌手も増えるかもしれません。さらにその歌手が青森に来た際にはラジオ局側がインタビュー録音等出来るかもしれない…と考えれば、いろんな立場の方がいわゆる”Win-Win”となれるかもしれないな、と。

 

 

ロックに限っていえば、弘前FMアップルウェーブでライブを紹介している番組もあるのですが、県域を放送圏とする局では聴いた記憶がありません。エフエム青森にぜひともやっていただきたいのですが、局の現状を踏まえれは非常に難しいのではと。そう考える理由は、4月改編後の印象と合わせて記載する予定です。