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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ベース・ミュージック「My Boo」リバイバルヒットの理由

ドレイクが主演作で初の1位を獲得した5月21日付の米ビルボードシングルチャート。チャート速報は以前記しましたが、100位内からプリンスがすべて消えたのには驚きました。そしてそれと同じくらい衝撃的だったのが。

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今からちょうど20年前にスマッシュヒットしたゴースト・タウン・DJ'S「My Boo」が29位に再浮上、しかも当時の最高位は31位でしたので、20年の時を経て最高記録更新というのだから驚きです。

 

なぜこの曲が再浮上したのかを調べてみると、インスタグラムやTwitterで流行っている遊びに用いられているからだそう。

アラフォー世代で若い頃に夜遊びしていた方々には胸アツな(笑)クラシックソングGhostown DJs の “My boo”の曲調が変わりだすと同時に一斉に踊り出すというもの。小刻みなステップとコミカルな動作・表情がフォーマットかと。

【最新SNSトレンドMX界からも参戦!】ランニングマンチャレンジ #runningmanchallenge – The Newsmoto(4月23日付)より

 リンク先には #runningmanchallenge の例もあるのでチェックしてみてください。たしかに突如ベース・ミュージックが流れると、いい意味で何も考えずに踊りたくなりますね。

この曲はアトランタR&B/ヒップホップレーベル、So So Defからリリースされたコンピレーションアルバム『So So Def Bass All-Stars』(1996)に収録。レーベル主はプロデューサーのジャーメイン・デュプリで、この後しばらくベース・ミュージックが流行った印象があります。コンピレーション3作目に収録された、INOJによるシンディ・ローパーのカバー「Time After Time」(1998)は全米6位のヒットを記録していますね。

 

ちなみに"My Boo"のBooとは彼氏/彼女の意味。同名異曲でアッシャーとアリシア・キーズによるデュエット曲が、今から10年ちょっと前に全米1位を獲得しています。実はこの曲もジャーメイン・デュプリが(プロデュースに)かかわっているわけで、もしかしたらデュプリは"My Boo"という表現が好きなのかもしれませんね。