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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ジャン・アーデンに対するかくも長き不在を省みる

米のビルボードチャートの素晴らしいところは、たとえば総合シングルチャート【The Hot 100】に”アーカイブ検索”という機能があり、調べたい年月日の(もしくはその日付に最も近い)チャートを、無料で探し出すことが出来るのです。

というわけで、今週火曜に弊ブログにて最新5月28日付をチェックした流れから、ちょうど20年前の同日付で調べてみたところ、1996年6月1日付のチャートが出てきました。自分がチャートにより深くハマっていた時期であり思い入れは強く、今夏来日するSWVの「You're The One」(6位)など懐かしい!と思い眺めていたのですが、この週に最高位である12位にランクインしたこの曲は、自分の中で未だにフェイバリットとなっています。

・Jann Arden「Insensitive」

この曲に関しては理屈ではなく感覚で惹かれた、そんな感じがします。

 

カナダのシンガーソングライター、ジャン・アーデンのこの曲は映画『Bed Of Roses (邦題:マンハッタン花物語)』に用いられたこともあって最高12位のスマッシュヒットに。今回調べてみて判ったのですが、実は彼女、アメリカでのヒットは「Insensitive」のみ(100位以内にランクインしたのも実はこの一曲だけ)で、元々この曲は本国カナダで1994年に1位を獲得。そして彼女、しばらく名前を聞かないなあと思っていたのですが、一昨年に本国でオリジナルアルバム『Everything Almost』、昨年にはクリスマスアルバムをリリースするなど、これまでアルバムを10枚以上もリリースする大ベテランだったんですね。あぶなく知らないまま、過去の人にしてしまうところでした。

 

そんなわけで、Apple Musicや彼女のYouTube公式アカウントでこれまでの音源やミュージックビデオを聴いて観て、自分の中での20年もの彼女の不在を埋めたいと思います。最新作、『Everything Almost』収録の2曲を聴くと、カントリーやクリスチャンミュージック的な要素もあって、彼女の音楽性の豊かさを実感させられます。