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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

カップリング曲が表題曲を遂に凌駕した、ビルボードジャパン上半期シングルチャート

ビルボードジャパン、”JAPAN Hot100”の今年度上半期ランキングが発表されました。一方でオリコンに関しては、昨年の発表タイミングを踏まえれば今週中には発表されるものと思われます。また下記サイトにて紹介されているのは上位20曲となっています。

セールス部門での強さがAKB48「君はメロディー」の原動力になっている一方で、フィジカル化されていない浦島太郎(桐谷健太)「海の声」や、2010年にリリースされたアルバム収録曲で後に携帯会社のCMソングに起用されたことでヒットに至ったONE OK ROCK「Wherever you are」などがトップ20にランクイン。トップ5こそはアイドルが占めるものの、セールスのみのチャートではきっと上がってこないであろう(と書くと失礼にあたるかもしれませんが)、星野源さんや西野カナさん、back numberや手嶌葵さん等がランクインしているのは、複合指標に基づくチャートならではといえそうです。

 

とりわけ面白いと思ったのは、「唇にBe My Baby」のカップリングであるAKB48365日の紙飛行機」が、カップリングゆえセールスポイントが加算されないにもかかわらずシングル表題曲より高い位置につけているということ(「365日...」は14位、「唇に...」は15位)。以前弊ブログでもチャート推移を取り上げたことがありますが、遂に...!という感じがしますね。

同曲が主題歌に起用されたドラマ『あさが来た』(NHK総合)の大ヒットによりセールス以外の他指標を伸ばしているわけですが、これは言い換えれば、セールス部門のみで大きな成果を上げてもこの”JAPAN Hot100”では逆転される可能性があるという、何よりの証明でしょう。この逆転現象ひとつをとっても、このチャートは見どころが多いし、より社会的ヒットを反映している鑑なのかもしれません。