イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

地元ラジオ局で特集された変なカバー曲あれこれ

昨日放送の『GO!GO!らじ丸』(RABラジオ 月-金曜11時55分)は、メインパーソナリティの十日市秀悦さんたっての希望で【カバー曲特集】をOA。そこでかかった曲を(勝手ながら)ここでまとめて紹介してみようかなと思います。

なんせこの特集、以前番組でコミックソングを特集した際になぜかこの曲が紹介されるに至り、以降この曲は番組にとってコミック的な要素を持ち合わせていると捉えている模様。いい意味でひどいなあと。

・森進一「I LOVE YOU」

”きしむベッド”がなんだか妙にリアルな気がするのは気のせいでしょうか。

 

番組の最初のほうでこの曲を例題としてかけたからか、こういう曲ばかりがリクエストで寄せられるという事件に。局に音源がない、もしくは流れたとしても十日市さんの中では”森進一さんを超えない”という結果になってしまいましたが、変なカバー曲が何曲か流れていたのでその曲を取り上げてみます。

 

細川たかしさよならイエスタデイ

TUBEが1991年に放ったシングルをカバー。演歌歌手によるJ-Popのカバーはオムニバスアルバム『エンカのチカラ』シリーズとしてコンパイルされており、細川たかしさん版は『エンカのチカラ GORGEOUS 90'S-00'S』に収録。それにしても細川たかしさんはよくも悪くも、ジャンルが違っていようが歌い方を崩しませんね。十日市さんはかなり面白がっていた様子で、もしかしたら演歌歌手による他ジャンルの挑戦が好みなのかもしれません。

 

・(旧)東京パフォーマンスドール「SMOKE ON THE WATER」

現在の東京パフォーマンスドールではなく、篠原涼子さんが在籍していたほうの旧版?による、あのディープ・パープルのカバー。イントロの安すぎるシンセで萎えるのみならず、歌詞も”アイドルが休日にキャンプに行った話”になっていて原曲をまるで無視しているのが凄いというかおぞましいのです。

もっと言えば...実はこの曲を”こんなのあります”と書いて送ったのは自分なのですが、十日市さんに聴いていただきたかった”本命”は八代亜紀さんによる「残酷な天使のテーゼ」だったのでした。「残酷な…」がなくて、なのに東京パフォーマンスドールはあるという局のCDライブラリーがまた、いい意味でおぞましいなと思ってしまいました。

 

ちなみにリクエストが来たもののCDがなくてかけられなかったという曲はほかにも、草刈正雄アローン・アゲイン」、Takamiy(高見沢俊彦)「夜桜お七」など。ほかにもあの人の六甲おろしやあの人の青い山脈など、自分なら音源持っているので是非一度プレゼンターとして伺いたいなと、勝手ながら思った次第です。