イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

FUNK THE PEANUTSのアルバムリリースを切望する

来月リリースされるザ・ピーナッツのトリビュートアルバムにFUNK THE PEANUTSによる「恋のバカンス」が収録されます。代表曲を歌う、しかも冒頭に収録されているとあって、制作側がFUNK THE PEANUTSを目玉にしようとしているのではないかと。

リンク先で”メガミックス”の音源が確認出来ます。

 

FUNK THE PEANUTSは、DREAMS COME TRUE吉田美和さんと、ライブでバックボーカルを務める浦嶋りんこさんの2人組で1995年にデビュー(一応は正体不明となっている模様ですが)。シングル曲がトヨタサントリーといった大手企業のタイアップに用いられたのは無論アーティストパワーもあるかもしれませんが、ドリカムが影響を受けた70年代ソウルミュージックを、時にはドリカム以上にストレートに踏襲し、且つ笑顔溢れるようなサウンドゆえ企業(商品)イメージと合致したのではないかと。コミカルな歌詞や力強いハーモニーも特徴的ですが、たとえばセカンドシングル「太陽にくちづけを! ~あたしたち、真夏のFUN・P~」はヴァン・マッコイ「Do The Hustle」をモロに彷彿とさせるそのストレートさが面白いなあと。

「太陽に...」で挿入される掛け声が”Do The Fun・P”ってのがもう狙った感全開で大好きです。

 

これまでのシングルリリースは全4作品(ディスコグラフィー等は公式サイトを確認してください)、全て20世紀の作品でした。しかしここ数年、ドリカムのライブに浦嶋りんこさんが久々に帯同し、FUNK THE PEANUTSのメドレーを披露した年もあったとか。その流れもあって今回ザ・ピーナッツのトリビュートアルバムに参加したとあらば、既にミニアルバムが出来るくらいには曲が貯まっているわけですからアルバムリリース(出来れば新曲含むフルアルバムで)を願わずにはいられません。というか、「 恋の罠しかけましょ~FUNK THE PEANUTSのテーマ~」などは8cmCD(いわゆる短冊形ジャケット)のみのリリースであり手に入りにくいのですから尚の事です。

 

 

ちなみに”FUNK THE P”と入力した段階で自分のパソコンで予測変換されたのはFUNK THE PREDATORSなのですが、調べても出てきませんでした...一体何のことなのでしょう?