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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

放送局は辞めたアナウンサーへ冷たすぎるのではないか

木曜の夕方から下記エントリーへのアクセスが急増していました。

理由を探るうちに、木曜放送のエフエム青森『ラジモット!』にて里村アナウンサーが平山早苗アナウンサーの訃報に接したことが原因だと判明しました。当日は仕事で聴くことが出来ず、またエフエム青森radiko未加入のためタイムシフト聴取で確認することも出来ませんが、接していただいたことに安心感を抱いたのは事実です。

 

Twitterにて、今回の死去に伴い、局が新聞社の死亡広告欄に掲載したとの話をいただきました。たしかに代表取締役社長名義での掲載を確認出来たのですが、そこには”弊社元放送部専任部長”の文字が。”元”ということは既に退社されたということなのかと勘繰ってしまいましたが真相は判りません。匿名掲示板にて”元”となる根拠は一応確認出来ましたが。

 

とはいえ…仮に”元”が原因で、今に至るまでネットにおいて”接しない”状況が続いているのだとしたら...さすがに看過出来ません。接しないことがマナーだという局の意向だとしたら、ではなぜ放送ではOKで通信ではNGかと思ってしまいます。下記は今朝の段階。

エフエム青森ホームページトップ(追悼の意等の記載なし)

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・『ラジモット!』(局唯一の生ワイド番組)ブログ

 (”つぶやき”は番組Twitterアカウントのツイートの転載)

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『ラジモット!』Twitterアカウントはこちら。1週間ぶりに再開したツイートにおいて、昨日は里村アナウンサーも参加していましたが、平山アナウンサーへの言及はありませんでした。

 

そしてなによりも辛いのは、パーソナリティ一覧から平山早苗アナウンサーのプロフィールが消えてしまったということ。

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無論、いつかは消されるということは解っていますが、ホームページで追悼の意を示さないままの外し方には違和感が拭えません。エフエム青森は、ホームページの古臭さやradiko未加入等、未だネットへの(言い換えればリスナーに対して)アンフレンドリーな状況が続いていますが、通信での報告は不要と考えるならば非常に失礼なやり方だと思います。

 

 

で、今回の(特に最後のパーソナリティ一覧からの消去の)件においてあらためて痛感したのは、エフエム青森に限らず放送局全体が退職したアナウンサーに冷たいのではないかということ。プロフィール一覧からの消去は自然だと割り切ったとしても、たとえば退職する本人が退職直前にアナウンサーブログ等で感謝の意を示したところで、退職日の翌日にはバッサリまるごと消されてしまうというのはさすがに心がないと思ってしまいます。また、これは退職後の話ではありますが、青森朝日放送において対馬アナウンサーから元アナウンサー(現在フリー)の加田晶子さんに対する弄りが目に余るものがあり、ここで苦言を呈した次第。

そういえば、青森テレビが不定期配信するポッドキャスト【podATV】でも退職したアナウンサーへの弄りが目立ちます。愛あるものもあるかもしれませんが、そうではないものも多い印象があり素直に笑えないのは自分だけでしょうか。

podATV│ATV青森テレビ

 

さらに、退職時のみならず入社時から既に冷遇されているという話も。最近では、局のアナウンサーになったところで収入面が確約されたわけではなく、複数年の契約社員として入社し契約満了時に退社を余儀なくされるというケースも多いと聞きます。一例としてこういう記事が。

NHKは元から契約期間が決まっているとは聞きますし、民放局については3年、早ければ2年でということも。アナウンサーとしての芽が出なければ仕方のないことかもしれませんが、明日が見えない契約社員という形ではモチベーションが上がらないでしょうし、そして同時に、そういう芽が出ないかもしれない人材を雇うに至った人事の問題だって実はあるはずですよね。

 

これらは全て若手アナウンサーに対してのものですが、今回のエフエム青森のようにベテランの現役アナウンサーに対してまでも冷遇措置を採るのであるならば、局による程度の差異はあれども放送局全体の冷酷さを改善させることこそ重要なのかもしれません。