イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

邦楽チャートを動画紹介することは出来ないものか

自分がスタッフの一員を担当しているラジオ番組、『わがままWAVE It's Cool!』(FMアップルウェーブ 日曜17時 サイマル放送でも聴くことが出来ます)。今日放送の音楽テーマ(今週のおすすめ)は、明日新成人を迎える方の多くが生まれた年、【1996年のヒット曲】です。翌1997年に生まれた方もきっとお腹の中でこの年のヒット曲を感じて(聴いて)いたのではないでしょうか。番組へのメッセージやリクエストの送付およびサイマル放送の聴取は、番組ホームページ経由で可能ですので是非アクセスしてください。

 

さて、今回の音楽特集にて参照させていただくチャートについては先日のブログで一度言及しております。

この中で参考にしているチャートのひとつ、米ビルボードシングルチャート(Hot 100)について、『CDTV』(TBS系)のようなチャート紹介動画を編集、アップされた方がいらっしゃいましたので勝手ながら紹介させていただきます。

おそらくは各権利団体(レコード会社等)に無許可で制作したのでしょうが、ミュージックビデオも確認出来、チャートのピークやその日付、登場週数等がきちんと解るのは素晴らしいこと。どうかこのまま残って欲しいと思います。ちなみに弊ブログで紹介したジョージ・マイケル「Fastlove」(上記リンク先参照)も、昨年リバイバルヒットしたゴースト・シティ・DJ's「My Boo」(ベース・ミュージック「My Boo」リバイバルヒットの理由(2016年5月13日付)にて言及)も同チャートに登場しますし、1位を獲ったのがあのおじさん二人組…懐かしいと思うと共に面白いチャートだなあと実感しますね。

 

 

さて、日本のチャートでもこういう動画はあって然るべきだと思うのですが如何でしょう。『CDTV』がかなり前に確立したチャートのカウントダウン紹介方法を参考に、ビルボードジャパンに制作、発信していただきたいものです。(先に紹介した動画を作成した方には失礼ながらも)きっと上記動画より綺麗に編集出来るはずです。おそらくは、ミュージックビデオの活用についてテレビではOKなのにネットではNGというところがあるでしょうが、ならばその部分は画面を黒且つサイレントで文字表記だけにしても今のところはやむなしだと思います。

外国在住のJ-Popファンは少なからずいらっしゃるでしょうから音楽を海外発信するという点で動画は有効ですし、同時に日本の閉塞性(画面を黒且つサイレント…の点)を如実に示すことで、ネットに懐疑的な芸能プロダクションに再考を促すことが出来るというメリットも生まれます。そういう外堀を埋めるという意味でも、ビルボードジャパンには奮起していただきたいものです。