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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

シーシー・ワイナンズ新曲、R&Bチャートにも登場

ゴスペル

最新1月28日付の米ビルボード、アダルトR&Bソングスチャートで26位に初登場を果たしたのがゴスペルシンガー、シーシー・ワイナンズの新曲「Never Have To Be Alone」。美しいバラードです。

ソロアルバムとしては実におよそ9年ぶりとなる『Let Them Fall In Love』(2月3日発売)からの先行曲。同日付のゴスペルソングスチャートは10位に到達。ゴスペルとR&Bのクロスオーバーヒットとなる可能性も出てきました。

アルバムはストリーミングも予定されており、シングルに加え「Hey Devil」「Lowly」もアルバム発売に先駆けて聴取可能となっています。

プロデュースを務めたのは、息子のアルヴィン・ラヴ3世とトミー・シムズ。トミーといえば自身のアルバム『Peace and Love』(2000)が好事家の間で話題になったのみならず、あのエリック・クラプトン「Change The World」の作者のひとり(同曲で1997年のグラミー賞、最優秀楽曲賞を受賞)。シーシーの前作『Thy Kingdom Come』(2008)も手掛けているのですが、今作はそのトミーに加え、彼女の息子のアルヴィンが共同で手掛けており、さらに彼女の、今までにない"よりトラディショナルな"、それでいて"新しい"方向性を指し示したのも彼なのだそう。先々月のシーシーへのインタビューの模様が米ビルボードで記事になっています。

 

たしかに、私事ながら彼女をはじめて知ったのは、映画『Waiting To Exhale (邦題:ため息つかせて)』(1995)のサウンドトラックに収められた、ホイットニー・ヒューストンとの共演作「Count On Me」、およびファンクを得意とするキース・クラウチが手掛けた「Well, Alright」やあのローリン・ヒルが提供した「On That Day」など『Everlasting Love』(1998)に収められた曲達でした。

それゆえ、彼女をR&Bのくくりで捉えるのは自然なことかもしれず、よりトラディショナル(伝統的なゴスペル)となった今作も、ゴスペルのみならずR&Bファンにも響いているのでしょう。来月のアルバムリリースが今から楽しみです。