イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

昨年12月の聴取率調査週間を踏まえ、来週は特に『たまむすび』を聴いてほしいという話

毎週金曜はラジオの話。

 

 

昨日は嬉しい発表が。『たまむすび』(TBSラジオ 月-金曜13時)で月-木曜パーソナリティを務める赤江珠緒さんが妊娠していることを発表しました。

昨日の番組冒頭の様子はラジオクラウド等でもチェック出来ます(ちなみに、ラジオクラウドが発表当初より格段に良くなっているのです。それについてはいつか触れないとなと思いつつ)。これにより、赤江さんは3月を持って番組から一旦離れることが発表されました。

とのこと。発表を待ちたいと思います。

 

 

さて実は、この日の放送を聴く直前まで、金曜ラジオの日にて、『たまむすび』への”暗雲”について書く予定だったのです。それは昨年12月の聴取率調査の結果が芳しくなかったことに由来します。

”完全勝利”とあるものの、実はTBSラジオ自体の平均聴取率同年10月に比べて0.3%も下がっているのです(他方、2位のニッポン放送は昨年10月、12月共に0.8%と横ばい)。そして10月調査で最高聴取率ランキングトップ10にランクインしながらも順位を落としていた『たまむすび』が、12月調査においてはトップ10自体から姿を消している…これは由々しき事態ではないかと。

 

10月の結果が出た際に弊ブログでは、数字(実際は最高聴取率ランキングの樹に)を落としたものの奇をてらうことなくほぼ通常シフトだった『たまむすび』は実は成功だったのでは?と記載しました。

が、10月同様に豪華ゲストをほぼ用意せず企画力(チチ川柳やリスナー生ゲスト等。宝くじプレゼントはありましたが)で勝負した『たまむすび』が連続で順位を落とし、遂にランキング圏外となってしまったわけで、ともすればこの結果を機に上層部が、さすがにテコ入れを実施しないといけないとして動き出し、4月の番組内リニューアルを指示したり、且つ4月と6月で聴取率が回復出来なければ秋改編以降の継続にも待ったをかけていたかもしれません。聴取率のみでの判断は危険であることは承知していますが、しかし今の番組の”質”を計る最大の(且つ唯一と言っても過言ではない)指標が聴取率であることを踏まえれば、自分の考えは自然なものではないかと。ゆえに、この2回の聴取率の結果で”暗雲”たちこめた『たまむすび』にとって、来週の聴取率調査週間(通称スペシャルウィーク)が”正念場”だと記載しようと思っていた、その矢先の妊娠発表だったのです。

 

 

昨日の放送をより多くの方に注目してもらうという意味でしょうか、昨日の朝日朝刊ラテ欄に写真付き広告を打った『たまむすび』。結構な経費がかかったと思うのですが、前番組『小島慶子 キラ☆キラ』の突如終了を経てはじまった番組が、聴取率で他局を抜き、また同時間帯でTwitterのトレンド入りを何度も果たしていることにより、赤江さんの貢献度の高さを実感した上層部からおそらく金一封的なものが出た、その上での広告展開なのかもしれません。

 

『たまむすび』が注目を集め次週の聴取率調査で高い数字を獲得し赤江さんの花道につながれば、そして『たまむすび』が続くことで来週月曜放送の”タイムカプセル”企画でのカプセル取り出し日にも『たまむすび』が放送されていることを願うばかりです。