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face it

青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ウーター・ヘメル「Hey Now」から想起した一曲

先週から始まったラジオ番組、『Good Neighbors』(J-WAVE 月-木曜13時)が心地よいのです。自分がよく聴いていた頃のJ-WAVEらしさがあり、クリス智子さんの進行も軽やか。選曲も平日の午後をカラフルに彩り、一曲一曲をここで取り上げたいくらい、なのです。

そんな中、J-WAVEでは先月あたりから流れてはいたのですが、初回にOAされたこの曲は新曲とはいえど既にクラシックというか、エバーグリーンな瑞々しさに溢れていて、ひと聴き惚れした次第。

映像の80's感に少し笑ってしまいましたが、このウーター・ヘメルは今年40になるそうで…全く見えませんね。

 

ウーターはオランダ出身。10年前のデビュー以来コンスタントに作品をリリースし、先週には3年ぶりとなるアルバム『Amaury』を日本先行で発売。国内盤にはLUCKY TAPESとのコラボ曲も収録されています。

先行曲の「Hey Now」は最新4月2日付の『J-WAVE TOKIO HOT 100』(J-WAVE 日曜13時)で19位まで上昇中。春を迎えるにあたり躍動感のある曲が重宝されたともいえそうですが、この曲を聴くたびに思い出す曲があります。はじめて聴いたときに浮かんだこの曲。

アルバム『Maybe You've Been Brainwashed Too』(1998)収録曲。ニュー・ラディカルズが残したアルバムはわずかにこの1作のみでしたが、中心メンバーのグレッグ・アレキサンダーは後にサンタナ feat. ミシェル・ブランチ「The Game Of Love」(2002)を書き、同曲は米ソングスチャート最高5位のヒットに(そちらについてはきっとキスがしたくなる - 「The Game Of Love」(2013年1月21日付)で記載しました)、また映画『はじまりのうた(原題:Begin Again)』(2013)の音楽を担当。同作でマルーン5アダム・レヴィーンが歌った「Lost Stars」は第87回アカデミー賞の歌曲賞候補になっており、グレッグの才能は様々な歌い手や映画を介して広がっています。

「You Get What You Give」もJ-WAVEでよく流れており、1999年の年間チャートで22位という大ヒットに至っていることを踏まえれば、テイストの似た(というのはあくまで個人的な印象ですが)ウーター・ヘメル「Hey Now」を局やスタッフが好んでかけるのは自然な気がします。ウーターがニュー・ラディカルズを聴き込んでいたかなどは解りかねますが、もしもJ-WAVEから「Hey Now」と「You Get What You Give」が立て続けに流れてきたならば、きっと心の中でガッツポーズすることでしょう。