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face it

青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

サイーダ・ギャレットの新曲の虜になる

R&B歌手、サイーダ・ギャレットの新曲が公開されました。これがとても美しいのです。

記事は下記に。

"抑圧された状況においても素晴らしいことは起こる(Greatness Happens Even Though There's Oppression)"という内容を、ラッパーのコモンを招いて歌っています。コモンといえば、映画『グローリー -明日への行進-』(2014)の主題歌をジョン・レジェンドと共に担当しグラミー賞ならびにアカデミー賞を受賞しており、"抑圧"というテーマにこれほどふさわしい人選もないのではないかと。曲は美しくも、内に込められた力強さや芯が強く感じられるよう。コモンのラップ後、サイーダによるポエトリーリーディングが個人的には特にツボだったりします。

「G.H.E.T.T.O.」を聴いて思い出したのは、主従逆転っぽくはあるのですが、コモンとメアリー・J・ブライジによる「Come Close」(2002)。

 

サイーダ・ギャレットといえばマイケル・ジャクソン「I Just Can't Stop Loving You」(1987)のパートナーとしてよく知られています。同曲も収録されたマイケル・ジャクソンのアルバム『Bad』(1987)には、彼女がソングライトを手掛けた「Man In The Mirror」も収録。2曲ともシングル化され(そのうち「I Just Can't Stop Loving You」は先行シングル)、共に米ビルボードのソングスチャートで1位を獲得しています。下記のサイーダによるセルフカバーバージョンはマイケル・ジャクソンの死後に披露された(と思しき)もの。自分は、彼の突然の死を受け入れ難かった時期にこの動画を幾度となく確認し、彼の不在を徐々に受け入れ、この曲の美しさを実感したものです。

 

サイーダ・ギャレットはごく僅かな期間ではありますがブラン・ニュー・ヘヴィーズのメンバーとしても活動し、これまでにソロアルバム2作およびブラン・ニュー・ヘヴィーズとしてアルバム1作をリリース。アルバムは2003年のソロ作『Siedah』以来ご無沙汰ではあるのですが、現在も映画関連等の楽曲提供や客演などを行っており、そして今回の「G.H.E.T.T.O.」という美しい曲をドロップしたのならば、いずれはニューアルバムを…と期待したくなるものです。