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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

NHKネットラジオ【らじる★らじる】新サービス開始といくつかの不満

先週木曜、いよいよNHKネットラジオらじる★らじるが聴き逃しサービスを開始しました。新ポータルサイト誕生に合わせての開始となります。

らじる★らじるのホームページは下記に。”聴き逃し番組一覧へ”をクリックすると一部番組のタイムシフト聴取が可能です。

また、iOSAndroid版のアプリでも(更新することにより)聴き逃しサービスに対応しています。

 

 

と書いたところで、今回の新サービスについては正直不満が募っています。いや、タイムシフトサービスがはじまるのは正直なところ渇望していました。

エントリー記載時から半年ちょっとの時を経て、叶ったのは嬉しい限り...なのですが。

 

問題をいくつか述べるならば。

・新ポータルサイト、および聴き逃しサービスの開始アナウンスが不十分

たとえばらじるのTwitterアカウントでは5月14日に開始アナウンスがはじめて登場したのですが、19日まで一日一回のアナウンスのみ、20日から24日まではアナウンスどころかつぶやきすらなく、25日になって”生まれ変わったラジ~”とつぶやいています。これには『ごごラジ!』(NHKラジオ第一 月-金曜13時05分)を曜日パーソナリティと共に担当する神門アナウンサーが冗談半分で苦言(?)を。

ナカノヒトがいないとして、いや仮にbotだとしても、こういう新サービスを訴求しないのは公式アカウントとしてどうなのかと思います。

さらには、らじる★らじるのトップページを下にスクロールしないと開始したというアナウンスが見られないというのは、変化を気付かせにくいという点において機会損失ではないでしょうか。

 

radikoタイムフリーより優位性のある機能を紹介しきれていない

聴き逃しサービスを主とした”よくある御質問”はこちら。しかしこちらには大事なことが謳われていないように思います。

radikoは1番組(長時間番組ならば1分割分)につき再生から3時間が経つと聴取出来なくなります。らじる★らじるの聴き逃しサービスは1週間以内であれば何度でもというのですから、radikoに比べて大きな武器になるはずです。しかしこれが”よくある御質問”の中ではっきりと記載されていないのもまた機会損失かなと。もしかしたら『各音声には、公開期間が設定されています』(よくある御質問より)という文言の行間を読めば分かる、ということなのかもしれませんが...。

 

・聴き逃しサービス対応番組が少なすぎる

たとえば、本日午前8時前の段階での、5月27日放送分の聴き逃し番組一覧。3波もあってたったひとつ、なのです。

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さらにNHK-FM分でみると、新着といいながら10番組分。2番組分の空きスペースがあります。

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『ゆうがたパラダイス』(NHK-FM 月-木曜16時40分)ははんにゃ・金田哲さんと欅坂46のメンバーが担当する月曜と、三森すずこさんが担当する火曜が聴き逃しサービス未対応。またサービス開始直後に確認したのですが『らじらー!』(NHKラジオ第一 土曜・日曜20時05分)はオリエンタルラジオ等が担当する日曜版は聴き逃しサービスに対応しているものの、ジャニーズ事務所のメンバーが登場する土曜版は未対応でした。『らじらー!』については今後も同様の措置が採られるものと思われます。

つまりは、聴き逃しサービス対応番組が少なすぎるのです。そしてこれは根本的な問題なのですが、たとえばジャニーズ事務所所属タレントに関してはradikoでも基本的にタイムフリーNGだという事態について、ラジオ好きの方のみならずインターネットに詳しい方ならば多くの方が薄々承知であるとは思うのですが、ではインターネットにさほど詳しくない年配のリスナーはこのネット上で通底している事情(ゆえに聴き逃しサービス未対応であること)を果たして理解していただけるのでしょうか? そして他にも配信されない番組が多過ぎるという状況に、果たして納得するのでしょうか? 『著作権などの問題で、すべての番組の聴き逃し配信には対応していません。登録された番組でも、権利の都合により配信できない場合もあります。また音楽は、聴き逃しサービスでは編集でカットする場合もあります』とらじる★らじるとは | NHKラジオ らじる★らじるの”聴き逃し”の項目に記載されていますが、radikoのタイムフリーに対して聴き逃しサービス対応番組があまりにも少ない事実に、年配のリスナーのみならず多くのラジオ好きが納得出来るとは到底思えません。

 

 

無論、今後サービスを拡充するであろうと前向きな予測はしているのですが、サービスのあまりの不十分さに、radikoとの大きな差を感じた方は自分だけではないでしょう。ともすればこの不十分さがラジオ好きの間で、らじる★らじるの聴き逃しサービス開始がほぼ伝わっていない、大きな理由かもしれません。

らじる★らじるには更なる改善を強く求めます。