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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

全ての川はジャズミン・サリヴァンへ流れる

自分の好きなものをつなげていくと、行き着くところはジャズミン・サリヴァンというR&Bシンガー/ソングライター…となる件についてつらつらと。

 

たとえば昨日のエントリー、"ダ・チーチーチー"について。まず最初にお礼を。まさか『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』(TBSラジオ 土曜22時 以下”タマフル”)のTwitterアカウントで引用してくださるとは...本当に感謝の思いでいっぱいです、ありがとうございます!

5月20日放送のタマフル内、DJミックスコーナーにて、DJ JINさんがかけたうちの一曲がホセ・ジェイムス「Live Your Fantasy」。

この曲が収録されたアルバム、『Love In A Time Of Madness』(2017)には「Let It Fall」という曲もあり。そこでフィーチャーされているのはR&B/ゴスペルシンガーのマリ・ミュージック。

いよいよ今週末にリリースされるマリのアルバム、『The Transition Of Mali』からは「Gonna Be Alright」が先行シングルとしてリリースされ、上記で紹介しています。エントリー後、ミュージックビデオが正式に解禁。

次いでアルバムから先行で公開されたのが「Loved By You」という3連バラード。そして、そこに参加しているのがジャズミン・サリヴァン…という次第。

 

 

一方、先月アルバムをリリースしたのがメアリー・J・ブライジ。そのアルバム、『Strength Of A Woman』は好事家の間で大絶賛、自分も『Mary』(1999)以来、深く聴き込んでいるような気がします。音楽プロデューサーの松尾潔氏は自身のラジオ番組、『松尾潔のメロウな夜』(NHK-FM 最終週を除く月曜23時)にて『今年2017年を代表する女性R&Bのアルバムと言われるんじゃないでしょうか』と仰るほど(松尾潔 Mary J. Blige『U + Me (Love Lesson)』を語る - miyearnZZ Labo(5月27日付)より)。リンク先ではアルバムからのセカンドシングル「U + Me (Love Lesson)」について語っていますが、ファーストシングルで米ビルボードアダルトR&Bソングスチャートを制した「Thick Of It」には件のジャズミン・サリヴァンがソングライターに関与しているのです。ここでもジャズミンにたどり着いたということに。

『Strength Of A Woman』におけるジャズミン・サリヴァンの活躍は先行曲にとどまらず、「Set Me Free」「Glow Up (feat. クエヴォ、DJキャレド&ミッシー・エリオット)」「Thank You」の4曲に参加。いずれもDJ・キャンパーのプロデュース作となっています。アルバムの詳細はbmrをご参照ください。

 

そのbmr、タイトルに"ジャズミン・サリヴァン"と登場する記事も登場し、驚きました。

記事の主役であるナイアについてですが、彼女をバックアップするロビン・ハンニバルが所属するライやクァドロンについてはブログで触れていないものの、いずれも好きなグループであり、ならばナイアも間違いない!とアルバムを予約済。そのプロデューサーならびに歌手がジャズミン・サリヴァンと組んだというのですから、尚の事興奮せずにはいられません。

ナイア側はジャズミン・サリヴァンを指名した理由として『強くて、とんでもなく才能に溢れていて美しい女性』と挙げています(上記bmrの記事より)。

リリースタイミングが重なったとはいえ、4月のメアリー、5月のナイアそして6月のマリ...短期間でこれだけの曲に関わるのはとんでもないこと。特に同性から絶大なる支持を集めるメアリー・J・ブライジの作品に深く関与したとなると、ジャズミン・サリヴァンは女性のあらゆる側面を詞曲で紡ぐことが出来る方というお墨付きをメアリーから与えられたと言っても過言ではないでしょう。

 

 

ジャズミン・サリヴァンは2008年、シングル「Need U Bad」、アルバム『Fearless』でデビュー。これまで3枚のアルバムをリリースしており全ての作品を米ビルボードR&B/ヒップホップアルバムチャートのトップ5内に送り込むのみならず、好事家の高い支持を集め、デビューアルバムにてグラミー賞最優秀新人賞にもノミネート。総合ソングスチャートでのトップ40入りは「Need U Bad」およびセカンドシングル「Bust Your Windows」にとどまり、直近のアルバム『Reality Show』(2015)からは一曲も総合チャートで100位以内に入らなかったことから、ともすれば次作は…とネガティブに考えてしまったのですが、昨年大きな話題となったフランク・オーシャンのアルバム群(ビデオアルバムの『Endless』およびほぼ未フィジカル化の『Blonde』ではバックボーカルも含め5曲にフィーチャー(『Blonde』では、ジャズミンは「Solo」にてアディショナルボーカルを担当)。2016年の重要作における起用により注目を集めたことが先述した客演につながっているのではないかと考えれば、今後も数多あるR&Bアクトからのラブコールは必至ではないかと。客演、ソングライターとしての活躍も望みつつ、いつか出るであろう主演作にこそ、大きな注目が集まって欲しいものです。