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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

米ソングスチャート、アルバムチャート初登場組が伸びを示す

ビルボードソングスチャートを定点観測。

現地時間の7月3日月曜(日本時間の火曜早朝)に発表された、7月15日付最新チャート。ルイス・フォンシ&ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー「Despacito」が8週目の首位を獲得。イマジン・ドラゴンズ「Believer」が6位に上昇し、自身3曲目となるトップ10入りを果たしました。

記事は下記に。

そしてトップ10はこちら。

それにしても「Despacito」の強さたるや。デジタルダウンロードは前週比1%減ながら未だ136000という高水準、ストリーミングは前週比6%減でしたがラジオエアプレイが同7%増の1億4300万回を記録。ラジオエアプレイ指標1位のブルーノ・マーズ「That's What I Like」(総合4位)との差を400万回にまで詰めてきました。

 

注目すべきはDJキャレドの強さ。前週初登場で4位にランクインした、リアーナとブライソン・ティラーを客演に迎えた「Wild Thoughts」が1ランクアップしてトップ3入りを果たし、DJキャレドはトップ3に2曲を送り込む形に(2位にはジャスティン・ビーバー等を招いた「I'm The One」が)。トップ3内に2曲同時にランクインした歌手が2組(ジャスティン・ビーバー、DJキャレド)というのは、1958年8月4日付以降のチャートの歴史上はじめてとのこと。DJキャレドはアルバム『Grateful』を6月23日にリリースし、7月15日付総合アルバムチャートで初登場1位発進。その効果がソングスチャートにも表れた格好です。

 

そのアルバムチャートでDJキャレドに阻まれ2位発進となったのがイマジン・ドラゴンズ『Evolve』。ユニット数(アルバムセールスに加え、単曲ダウンロード、およびストリーミング分をアルバムセールスに換算したものを含めた総合的な数値)ではわずか2000という僅差。しかしアルバムセールスのみでみると、『Evolve』は『Grateful』の2倍以上を売り上げています。そこからの先行曲、「Believer」が前週の11位から6位にジャンプアップを果たしました。

アルバムチャート初登場の影響でしょうか、デジタルダウンロードでは68000を記録し同指標で2位に。これがチャートを牽引しているように思います。イマジン・ドラゴンズにとっては「Radioactive」(最高3位)、「Demons」(同6位 共に2013)以来3曲目となるトップ10入り。実はロックナンバーとしても今年初の総合チャートトップ10入りとなりました(ここでのロックナンバーとは、ロックソングスチャートにランクインした曲を指します)。一方でロックバンドながら近年はポップやダンスという側面の強いコールドプレイが、ザ・チェインスモーカーズと共演した「Something Just Like This」は今週遂に崖っぷちの10位。ザ・チェインスモーカーズにとっては今週で61週連続のトップ10入りとなるのですが、ケイティ・ペリーの記録に並ぶにはあと8週かかることから、ケイティ超えは厳しいかもしれませんね。