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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ゴスペル界の若き実力派、新曲が登場

昨日ゴスペルの話を書いたところ、たくさんのアクセスをいただきました。より多くの方にゴスペルの魅力が伝わったならば嬉しく思います。

 

さて、米ビルボード、最新8月12日付ゴスペルソングスチャートで19位に初登場を果たしたのが、ザ・ウォールズ・グループというゴスペルグループの「My Life」。これがもう個人的にはドツボなのです。

タイトなアップでありながら時折リズムを落としてクールダウンする、その対比が非常に格好いい楽曲。プロデュースを手掛けるのはゴスペル/R&B畑で活躍するウォーリン・キャンベル、そしてエリック・ドーキンス

ブラックストリートのデイヴ・ホリスターが2014年に放ったアルバム、『Chicago Winds…The Saga Continues』からの先行曲、「Spend The Night」(→YouTube)もこのふたりによる良曲でした。

 

ザ・ウォールズ・グループは3年前、アルバム『Fast Forward』でメジャーデビューした、兄弟姉妹から成る4人組。バイオグラフィーも含め、Mikikiに詳しく掲載されています。

ちなみに『Fast Forward』以前、2012年にはセルフタイトル作をリリースしており、こちらはApple Musicで聴取可能です。

Mikikiで執筆した音楽ジャーナリストの林剛氏は、このアルバムを『新R&B教本~2010sベスト・アルバム・ランキング』(2017)でも紹介。特に収録曲のひとつである「Satisfied」について、『和声の美しさに聴き惚れるスロウ』と絶賛しています(『』内は著書より)。この美しさは是非多くの方に触れていただきたいものです。

キーを下げてはいますが、このアカペラは絶品...しかも座っていてこれだけのレベル。

 

「My Life」を手掛けたウォーリン・キャンベル&エリック・ドーキンスは『Fast Forward』には参加しておらず、来るべきニューアルバムでは『Fast Forward』においてエグゼクティブプロデューサーを務めたカーク・フランクリンとの関わりが減るのかもしれませんが、新たな制作陣が兄弟姉妹の新たな魅力を引き出してくれることを期待しましょう。現に「My Life」は個人的に数十回リピートしているくらい、気に入っています。