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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

あのジェームス・ブラントが米チャート制覇、それもダンス部門で

最新9月23日付の米ビルボードダンスクラブソングスチャートで首位に立ったのがドイツ人DJ/プロデューサー、ロビン・シュルツ「OK」。ボーカルとして参加しているのはあのジェームス・ブラントなのです。

アンセム的な曲にもかかわらず声が味わい深い(いい意味で枯れた感じがする)ためか、アグレッシブなのにちょっとした切なさも抱かせるという複雑な表情を持った曲。なんせジェームス・ブラントといえばこの曲ですから、昔から切なさを得意とする歌い手だったわけです。

デビューアルバム『Back To Bedlam』(2004)から、翌年カットされたこの「You're Beautiful」が世界中で大ヒット。共に週間チャートを制したイギリスでは2005年に、アメリカでは2006年に(これまた共に)年間4位を記録した他、日本でも後にリミックス版が資生堂のCMソングとして用いられたゆえ、ご存じの方はきっと多いことでしょう。

この曲のインパクトがあまりに強いのでしょうか、アメリカではこの曲以外にトップ10...どころかトップ40入りした曲はないのですが、地元イギリス(ジェームスの出身はイングランドのウィルトシャー)では同じファーストアルバムから「Goodbye My Lover」が9位、「1973」(アルバム『All The Lost Souls』(2007)収録)および「Bonfire Heart」(アルバム『Moon Landing』(2013)収録)が共に4位を記録し、決して数は多くないながらもコンスタントにヒットを飛ばしているんですよね。

ジェームスにとっては畑違いの場所(ダンスクラブソングスチャート)での首位獲得ではありますが、これを機に彼のこれまでのキャリアを少しでも多くの方が振り返ってくれるなら嬉しいですね。

一方「OK」のメインアクトであるロビン・シュルツは、今回チャートを制したこの曲を含むサードアルバム『Uncovered』を今月29日に発売予定。彼にとっても最高のタイミングでのヒットとなりました。アルバムからはこの曲を含む数曲がApple Music等で既に聴取可能となっていますので是非。

Uncovered

Uncovered

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