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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ソウル・トレイン・アワードにノミネートされたチャンス・ザ・ラッパーの”位置付け”に感心する

ブラックミュージックの祭典、ソウル・トレイン・アワードが今度の日曜に発表され、月末にテレビで放送されます。

この記事ではヒップホップやR&Bをメインに紹介されているのですが、個人的に注目すべきはベスト・ゴスペル/インスピレーショナル・アワードではないかと。ヒップホップ界からチャンス・ザ・ラッパーがノミネートされているのですから。

R&B作収録曲ながら米ビルボードゴスペルソングスチャートに登場したチャーリー・ウィルソン、ゴスペル畑のラッパーである(つまりはチャンス・ザ・ラッパーと逆の立ち位置と言えるかもしれない)レクレー、ゴスペル界の若き実力派タメラ・マン、そして現在のゴスペル界を牽引しヒップホップ作品にも多数参加するカーク・フランクリン...この強豪と並んでノミネートされているのです。アルバム『Coloring Book』で今年のグラミー賞、最優秀新人賞を含む3冠を成し遂げたチャンス・ザ・ラッパーですが、そのアルバムでカークを招聘したほか、グラミー賞ではカーク、そしてタメラ・マンとも共演しているんですよね。このアルバムがゴスペル的な趣もあることからノミネートされたものとみられます。アルバムの内容、およびグラミー賞については下記bmrのサイトを参照してください。

2チェインズ&リル・ウェインによる客演、そしてゴスペルクワイアの歌声(が加工されたもの)が高揚感をもたらす『Coloring Book』収録曲、「No Problems」は下記に。

それにしてもソウル・トレイン・アワード側の懐の広さというか、フラットな物の見方たるや。そして今回のノミネーションの幅広さをみても、ゴスペルが多角的であり可能性に満ちていると思える気がします。チャンスが勝ち得るか、賞レースに注目しましょう。