厳しい物言いですが、案の定の結果に。
【新着】Chris Brownが全米チャートの仕組みを理解していないのがバレる https://t.co/psgqyHEW1A
— FNMNL (@fnmnltv) 2017年11月3日
『Chris Brownは10/31のハロウィンにニューアルバム『Heartbreak on a Full Moon』をリリースしたが、この日は火曜日だった。つまりこのアルバムはビルボードチャートでは発売日当日の火曜日と、水曜日、木曜日の3日間しか売り上げがカウントされない』(上記リンク先より)...発売日がハロウィンだと聞いて、てっきりハロウィンに合わせてのリリースだと思ったのです。こんな恐ろしいミュージックビデオも作っているのですから(閲覧注意)。
そして、最新11月18日付米ビルボードアルバムチャートの結果。
.@KennyChesney's 'Live in No Shoes Nation' debuts at No. 1 on Billboard 200 albums chart https://t.co/j3efkfv99N
— billboard (@billboard) 2017年11月5日
1位はカントリー歌手、ケニー・チェズニーのライブアルバム『Live in No Shoes Nation』が219000ユニット(うち純粋な売上は217000)。2位にケリー・クラークソンのアトランティック移籍第一弾『Meaning Of Life』が79000ユニット(うち純粋な売上は68000)。そして3位がクリス・ブラウン。68000ユニットを記録し、うち純粋な売上は25000と、ヒップホップ的な売れ方となっています...が、案の定1位には至れず。とはいえ仮に金曜リリースだったとして、ケニー・チェズニーに追いつき追い越すことは出来たか?…個人的には微妙だと思っています。先行シングル5曲のうち、ソングスチャートトップ40入りはアッシャーおよびグッチ・メインをフィーチャーした「Party」のみ、それも最高位が40位ということでは、シングルヒットがないままリリースに突入してしまったといっても過言ではなく、先行曲がアルバム購入の原動力にならなかったわけです。
今回の件を踏まえるに、戦略が如何に大事かを自分も実感しました。尤も、一番痛感したのはクリス・ブラウンでしょうが。