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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

背中は雄弁に物語る...晩秋の邦楽2作品

11月22日、偶然にも"背中が語る”作品が同時に発売されていました。共に『J-WAVE TOKIO HOT 100』(J-WAVE 日曜13時)、最新11月26日付に登場していますのでご紹介。

 

堀込泰行 + D.A.N.「EYE」(70位初登場 EP『GOOD VIBRATIONS』収録)

冒頭、黒背景に登場する物体が何なのか一瞬判らなかったものの、ズームアップするにつれそれが背中(うずくまる人)と判明。その後、背中と風景とが中盤以降合わさることで一気に不穏な空気が高まるのですが、うずくまる人が最後に採る行動(中盤からの反動)に、まさに背中を押される思いがします。

 

ぼくのりりっくのぼうよみ feat. SOII & "PIMP" SESSIONS「罠」

 (94→37位 アルバム『Fruits Decaying』収録)

アルバムタイトルは”腐りかけの果実”の意味。アルバムコメントにおける”他の音楽をぶっ殺す”という表現方法(下記リンク先に掲載)は個人的に残念に思うのですが(相手を見下して自分の価値を相対的に高めるという”逆謙譲”より、自身の良さを純粋に示すほうが大人だと思うゆえ。”逆謙譲”はこのブログで幾度となく記載)、ただこの曲の心地良さには抗えないというのが正直なところ。で、このアルバムジャケットの”果実の表現”が秀逸なんですよね。

 

背中は雄弁に物語るという表現も聞いたことがあります。制作者の意図を自分なりに受け止め解釈し、その世界に浸ってみては如何でしょうか。