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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

米ビルボード年間チャート発表、ソングスチャートでは週間最高11位且つ年間も11位の曲が

ビルボードジャパン年間チャートに続き、米ビルボードの年間チャートが、日本時間の昨日7時に発表、公開されました。

写真でも解るように、ビルボードジャパンでも2位だったエド・シーラン「Shape Of You」がソングスチャートを制覇しています。リンク先には総合および各ジャンルのチャートが掲載されています。

自分はチャートをざっと見て、真っ先にこんな感想を。

年間ソングスチャートについては後に、下記(リンク先の)解説が登場。読み応え十分ですのでぜひご参照ください。

この解説にて、『最高位が11位とアメリカではTOP10入りすらしなかったが、50週を超えるロングヒットで年間チャート11位まで上昇した、ジェームズ・アーサーの「セイ・ユー・ウォント・レット・ゴー~最愛の君へ」は、その代表格』(上記リンク先より)という一文が登場しています。他にも1位獲得曲はありながら、「Say You Won't Let Go」のような傾向が他にもあるのではないかと考え、週間チャート最高位を年間トップ40入り楽曲に絞ってチェックしてみると。 

1位(週間1位) エド・シーラン「Shape Of You」

2位(週間1位) ルイス・フォンシ & ダディー・ヤンキー feat. ジャスティン・ビーバー「Despacito」

3位(週間1位) ブルーノ・マーズ「That's What I Like」

4位(週間1位) ケンドリック・ラマー「Humble.」

5位(週間3位) ザ・チェインスモーカーズ & コールドプレイ「Something Just Like This」

6位(週間1位) ミーゴス feat. リル・ウージー・ヴァート「Bad And Boujee」

7位(週間1位) ザ・チェインスモーカーズ feat. ホールジー「Closer」

8位(週間6位) サム・ハント「Body Like A Back Road」

9位(週間4位) イマジン・ドラゴンズ「Believer」

10位(週間8位) ポスト・マローン feat. クエヴォ「Congratulations」

11位(週間11位) ジェームス・アーサー「Say You Won't Let Go」

12位(週間1位) DJキャレド feat. ジャスティン・ビーバー、クエヴォ、チャンス・ザ・ラッパー & リル・ウェイン「I'm The One」

13位(週間7位) リル・ウージー・ヴァート「XO Tour Llif3」

14位(週間5位) フューチャー「Mask Off」

15位(週間3位) フレンチ・モンタナ feat. スウェイ・リー「Unforgettable」

16位(週間4位) ブルーノ・マーズ「24K Magic」

17位(週間7位) ゼッド feat. アレッシア・カーラ「Stay」

18位(週間2位) DJキャレド feat. リアーナ & ブライソン・ティラー「Wild Thoughts」

19位(週間1位) レイ・シュリマー feat. グッチ・メイン「Black Beatles

20位(週間1位) ザ・ウィークエンド feat. ダフト・パンク「Starboy」

21位(週間16位) カリード「Location」

22位(週間5位) チャーリー・プース「Attention」

23位(週間6位) ショーン・メンデス「There's Nothing Holdin' Me Back」

24位(週間1位) カーディ・B「Bodak Yellow (Money Moves)」

25位(週間12位) チャイルディッシュ・ガンビーノ「Redbone」

26位(週間2位) ゼイン & テイラー・スウィフト「I Don't Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)」

27位(週間10位) カイゴ & セレーナ・ゴメス「It Ain't Me」

28位(週間4位) カイル feat. リル・ヤティ「iSpy」

29位(週間11位) ジュリア・マイケルズ「Issues」

30位(週間8位) アレッシア・カーラ「Scars To Your Beautiful」

31位(週間3位) ロジック feat. アレッシア・カーラ & カリード「1-800-273-8255」

32位(週間11位) ナイル・ホーラン「Slow Hands」

33位(週間5位) リアーナ「Love On The Brain」

34位(週間4位) ザ・ウィークエンド feat. ダフト・パンク「I Feel It Coming」

35位(週間6位) ビッグ・ショーン「Bounce Back」

36位(週間10位) リアム・ペイン feat. クエヴォ「Strip That Down」

37位(週間8位) ドレイク「Fake Love」

38位(週間6位) マルーン5 feat. ケンドリック・ラマー「Don't Wanna Know」

39位(週間1位) テイラー・スウィフト「Look What You Made Me Do」

40位(週間6位) エド・シーラン「Castle On The Hill」

※週間チャートでトップ10入りしなかった楽曲について、ミュージックビデオを貼付しています。

1位を取ったとしても今年度(2016年12月3日付~2017年11月25日付)の終盤となりチャートの在籍期間が短かったり、集計期間が始まる前に既に最高位に達してしまった曲もありますが、週間チャートでトップ10入りした楽曲を抑えて上記動画掲載曲が年間チャートで上位に登場したのはいずれもロングヒットゆえ(そのロングヒットについて、より詳しく調べないといけないのですが時間の都合で曖昧な文言を用いてしまったことをお詫びします)。

そして、ロングヒットになるにはそれだけのポテンシャルを持っている楽曲だということが賞レースから解ります。来年開催される第60回グラミー賞において、主要4部門に上記動画掲載楽曲および歌手がノミネートされています。

・「Redbone」

 →最優秀レコード賞、最優秀アルバム賞(『Awaken, My Love!』)

・「Issues」

 →最優秀楽曲賞、最優秀新人賞(ジュリア・マイケルズ)

・「Location」

 →最優秀新人賞(カリード)

See The Full List Of 60th GRAMMY Nominees | GRAMMY.comより

「Say You Won't Let Go」「Slow Hands」はノミネートされていませんが、前者については2016年9月のリリースで、第60回グラミー賞の対象作品(2016年10月からの1年間に発表)に非該当だったゆえ。一方でジェームス・アーサーおよびナイル・ホーランは、ジュリア・マイケルズ共々第45回アメリカン・ミュージック・アワード(先月開催)で最優秀新人賞にノミネートされており(受賞はナイル・ホーラン)、アメリカの2大音楽賞で上記動画掲載の5曲全てが賞レース、それも主要部門に絡んでいるのです。

無論、これらの楽曲は出来ればもっと上位になってほしかった、トップ10入りしてほしかった...と歌手側からすれば思っていることでしょう。が、良い曲は長く愛され、賞レースにもそしてチャートにも反映されるというのがよく解ります。米ビルボードチャートは社会的ヒットの鑑であると以前から述べていますが、良曲を示す鑑でもあると言っても過言ではないでしょう。