イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ゴールデンボンバー「アモーレ」の徹底したオマージュっぷりに今更ながら気付く

特にタイアップ使用曲において、使用部分のインパクトが強すぎるあまりそこだけは強烈に覚えていながら他の部分をよく知らないため、全体を通して聴くと”こんな曲だったのか!”という発見があるものです。自分にとって、昨日何気なくiPhoneをシャッフルして飛び込んできた曲がまさにそれでした。よくよく考えれば事前にちゃんとチェックすべきだったと反省しきりではあるのですが。

自身が出演するラウンドワンCMソング。”アモーレ”というフレーズを2017年当時に用いることにほんの少しの違和感を抱きながらもスルーしていた自分が情けないくらい、この曲にはネタ感が満載。”アモーレ”という言葉、イントロの「少女A」感、サビ頭の”長い髪を”に漂う「1986年のマリリン」感、曲最後にやってくる大サビでの「六本木心中」感...80年代アイドルへの絶大なオマージュだったんですね。ミュージックビデオを後に見て、セットや髪型の徹底っぷりに尚の事強く実感。ちなみにビデオ内の絡みについて、”夜ヒットで「六本木心中」を披露した際のアン・ルイス&吉川晃司両氏を彷彿”という声があり、オリジナルを調べたところ...まさしくでした。というかこの際どさはアン&吉川版が突き抜けてますね。

 

と、「アモーレ」の凄さを色々書き記してみたのですが、これを一言で強引にまとめ上げるならば【ベッド・インに似合いそう!】です。「渋谷で5時」での共演経験もあることですし、鬼龍院翔さんには是非、彼女たちへ曲提供してほしいなと思っています。