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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

とあるキャッチコピーを引用した企画への違和感

企画自体は悪くはないと思うのですが。しかし、そこで用いられたキャッチコピーには強い違和感を覚えたゆえ、大袈裟と言われるのを覚悟で、私見を書いてみます。

その、以前指摘した内容を再掲。元のキャッチコピーの内容、その違和感の正体を記載しました。

相手を蔑視OKな敵だと認定することは、①距離を縮めるという行動を放棄出来る、②対話等は不毛と考える者同士で"嫌い"という共通認識を高め合える、という効果があるでしょう。しかしそれらによってもたらされるのは、取り戻すと唱えた者自体の"最終的には歩み寄らないといけない"ことへの責任放棄であり、それでは問題は先延ばしのまま、自らを高めることが出来ないのではないかと考えます。再掲したブログからは半年、さらに5年前にも同種の内容を書いたのですが、そこから"敵認定した相手"との間で良い方向に進んでいるでしょうか。相手に問題があるとして、相手ばかりを問題と言う前に自らが掲げるスタンスの見直しが必要なはずです。

また、②においてはつい昨日のことですが、別の問題経由でも言及しました。

そもそも、嫌いならば直接被害を被っていない限りは無視していいはずです。比較する相手を貶さないと自ら(の価値)を上げられないのは、結果その相手に頼っていることを如実に示していると言えます。

 

 

今回の総選挙は一企業一商品群の企画であり、そこにあたかもケチをつける(ようにみえる)指摘はよくないかもしれませんし、問題となるキャッチコピーをパロディとして引用した側が、対峙する側を過剰に敵視してはいないでしょうが、しかしながら蔑視が垣間見えるものを引用するのは違うんじゃないか、というのが私見です。