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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

BETアワードノミネート曲に、ゴスペルの多様化をあらためて知る

アメリカのケーブルテレビ局、BETによる毎年恒例の"BETアワード"。そのノミネーションが先日発表されました。

BETアワードとは『音楽、演劇、スポーツなどを含む、あらゆるエンタテインメント業界で活躍しているアフリカ系アメリカ人や他のマイノリティの人々に対して贈られるアメリカの文化賞』とのこと(Wikipediaより)。ジャンルをまたいだ賞の中でも最も大きく取り上げられるだろう音楽において、ヒップホップやR&B(およびそのコラボ部門)がある中で個人的に強く注目しているのがゴスペル部門、【Dr. Bobby Jones Best Gospel/Inspirational Award】。

ノミネートは5曲。この春に行われたゴスペル最大の音楽賞であるステラー賞(今年のノミネートはこちら)と大きく異なるのは、ステラー賞が正統派、伝統的なゴスペル曲にスポットが当たりがちなのに対し、BETアワードではR&B寄りなゴスペル、そしてヒップホップやポップスという他ジャンルとの融合を果たした曲が多くノミネートされている点。そしてノミネートされた楽曲は全て、以前弊ブログにて取り上げていたので今回あらためて紹介しようと思います。

 

・レクレー feat. トリー・ケリー「I'll Find You」

トリー・ケリーについては最近も取り上げています。本格的にゴスペルに進出するのかもしれませんね。

 

スヌープ・ドッグ feat. B・スレイド「Words Are Few」

 

・レデシー&カーク・フランクリン「If You Don't Mind」

 

・マーヴィン・サップ「Close」

ちなみにR.ケリーが手掛けたマーヴィン・サップの楽曲は「Listen」。アルバム『Close』に収録されていますが、今回ノミネートを果たしたのは同作のタイトルトラックです。

 

・ターシャ・コブス・レナード feat. ニッキー・ミナージュ「I'm Getting Ready」

 

なるほどこれがBETアワードのカラーなのだと実感しますし、そのカラーは自分も特に惹かれる部分であったゆえにブログで以前取り上げていたわけです。個人的には、リリース以降さらにバッシングの渦中にあるR.ケリーが手掛けた「Listen」ではなく、同じマーヴィン・サップの曲でも「Close」が選ばれていることにバッシングの高まりを感じ、複雑な思いを抱いているというのが正直なところです。