face it

青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

米ソングスチャート、トラヴィス・スコットがトップ10に2曲を送り込む

ビルボードソングスチャートを定点観測。

現地時間の8月13日月曜に発表された、8月18日付最新チャート。ドレイク「In My Feelings」が5週連続の首位を獲得、トラヴィス・スコットの新曲が2曲、初登場でトップ10入りを果たしました。

記事は下記に。

そしてトップ10はこちら。

ドレイク「In My Feelings」は今週のチャートにおいて、ミュージックビデオの再生回数がストリーミングに反映。そのタイミングで『もしかしたら歴代最高記録を更新するかも』と先週書いたのですが、結果は9270万で前週比3%ダウン。”#InMyFeeingsChallenge”ムーブメントが収束に向かい、ミュージックビデオ公開でもストリーミングの下降を止めることが出来なかった...と捉えるのが自然かもしれません。デジタルダウンロードは前週比20%ダウンの58000、一方ラジオエアプレイは12%アップの1億740万。ラジオエアプレイ3位、他2指標1位という成績で他を寄せ付けてはいませんが、ピークは過ぎつつあるようです。

2ランクアップで2位につけたのはマルーン5 feat. カーディ・B「Girls Like You」。マルーン5にとっては3年前の春に「Sugar」が記録して以来となる2位に到達。ラジオエアプレイでトップを走るのみならず(しかも前週比4%アップし1億2890万)、ストリーミングは7位で3100万(前週比変わらず)、デジタルダウンロードは2位(ただし前週比5%ダウンの39000)とデジタル2指標も比較的安定。ドレイクとの差を少しずつ埋めてきているように思います。

4位に「Sicko Mode」、そして8位に「Stargazing」と、トップ10内に2曲送り込んだのがトラヴィス・スコット。ストリーミングではそれぞれ2位(5510万)と4位(3900万)、デジタルダウンロードでは5位(22000)と47位(7000)につけています。

2曲が収録されたアルバム『Astroworld』は同日付米ビルボードアルバムチャートで、537000ユニットという高い数値をマークし堂々1位を記録。2018年発売作品ではドレイク『Scorpion』に次ぐ数値となっています。

アルバムからは収録された17曲すべてがトップ100入りを果たし、以前エントリーしていた「Butterfly Effect」が50位に返り咲いた他はすべて初登場。そのうち2曲がトップ10入りを果たしたわけですが、トップ10内に複数曲を送り込んだ記録としてはトラヴィス・スコットが4組目となります。

エド・シーラン (2017年1月28日付)

「Shape Of You」(1位)、「Castle On The Hill」(6位)

・ドレイク (2017年4月8日)

「Passionfruit」(8位)、「Portland (feat. クエヴォ&トラヴィス・スコット)」(9位)

・ドレイク (2018年2月3日付)

「God's Plan」(1位)、「Diplomatic Immunity」(7位)

・J・コール (2018年5月5日付)

「ATM」(6位)、「Kevin's Heart」(8位)、「KOD」(10位)

・ドレイク (2018年7月14日付)

「Nonstop」(2位)、「In My Feelings」(6位)、「Emotionless」(8位)、「Don't Matter To Me (feat. Michael Jackson)」(9位)

・トラヴィス・スコット (2018年8月18日付)

Sicko Mode」(4位)、「Stargazing」(8位)

ラヴィス・スコットが4組目と書きましたが、ドレイクは過去に3度も達成しているため通算では6回目の記録となるわけで、ドレイクが如何に凄いか解ります。トラヴィス・スコットのトップ10入りは、そのドレイクにフィーチャーされた「Portland」に次ぐもの(主演作では初)であり、しかも「Sicko Mode」はノンクレジットながらドレイクが共作&声の参加を果たしているわけで(トラヴィス・スコットが新作を発表 ドレイク、フランク・オーシャン、ザ・ウィークエンド、ファレルら参加 [全曲フル試聴可] | bmr(8月8日付)より)、チャートにおけるドレイクの強さを思い知らされます。

 

さて次週は、トラヴィス・スコットが2週目も残っているか(前週初登場したDJキャレドは早くもトップ10落ちしているので不安も)、そしてドレイク「In My Feelings」が特にストリーミングにおいてどこまで粘れるかが気になるところです。