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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

10月15日からはじまるラジオ業界”スペシャルウイーク”でのTOKYO FM・ニッポン放送に抱く強い違和感

ラジオ業界では定期的に、聴取率を調査しています。1年に何回調べるかは地区毎に異なりますが、首都圏では年に6回、偶数月の月曜から日曜までの1週間を対象として調査。今回、10月の対象期間が15日からはじまります。そしてその聴取率調査週間を放送業界では”スペシャルウイーク”と呼んでいます。

 

さて明日8日月曜から2週間、TOKYO FMでは”特別番組”が始まるとのこと。通常は10月1日が開始日だと思うのですが…この番組に違和感を抱いた次第。

これは「ON THE PLANET」「武部聡志の SESSIONS」を休止して届けられる3時間の特別プログラム。月曜をEXIT、火曜をAマッソ、水曜をラブレターズ、木曜をジェラードンが担当する。

EXIT、Aマッソ、ラブレターズ、ジェラードンが曜日担当、3時間TOKYO FM生放送 - お笑いナタリー(10月5日付)より

記事には一部誤りがあり、正確には差し替えられる番組が『ON THE PLANET』(TOKYO FM/JFNTOKYO FMでは月-水曜 26-28時、木曜 27-28時)。『武部聡志の SESSIONS』(TOKYO FM/JFN TOKYO FMでは木曜 26-27時)および『SYMPHONIA』(TOKYO FM 月-木曜 28-29時)となります。

特別番組を1週間ではなく2週間設けること、そして2週目がスペシャルウイークにぶつかること…通常放送ではなく特別番組をスペシャルウイークに充てることに、仮にこれがTOKYO FM聴取率対策だとしたら局への強い不信感が生じてしまうなあと実感しています。そもそも差し替えられる前の番組では聴取率の面で勝負出来ないという考えが蔓延っている気がして、差し替え前の番組群に大変失礼ではないかと感じた次第です。

無論、スペシャルウイークにおける豪華ゲストの呼び込み、豪華プレゼントの提供といったいわゆるドーピングもどうかと思うのですが、通常番組を差し替えするという無礼さはほぼ見られなかった気がします。この、いわば最終手段、実は以前も指摘したことがありました。ニッポン放送が以前から常態化していたゆえです。

そのニッポン放送、今回は番組差し替え等は見当たりませんでしたが、別の違和感が生まれてしまいました。

テレフォン人生相談』(月-金曜 11時)ではどうやらDV・家庭内暴力を取り上げる模様です。ただ、この番組にはDV等以外にも様々な相談が寄せられており、にもかかわらずスペシャルウイークにDV等の相談”のみ”を紹介するということは、まるでニッポン放送がDV等が”聴取率を獲れる”と思っているのではないかと…そう思うと気味悪さすら抱きます。相談主の真摯な思いを(それが放送に乗るのを理解した上で電話してきたとしても)、あたかも美味しいネタであるかのような扱いで捌くという無礼さを感じてしまうのは自分だけでしょうか。この問題、以前から指摘しているのですが…。

ニッポン放送にこのようなワイドショー的根性(とそれを踏まえた編成)がまかり通っている以上は、局を応援する気にはなれません。そのやり方を倣ったかのような今回のTOKYO FMも同様。真面目に、真摯にやろうとしている方が不憫でなりません。