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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

マライア、ワム!…米ソングスチャート最高位を大挙更新するクリスマスソング、その理由は

最新の米ビルボードソングスチャートでマライア・キャリー「All I Want Is Christmas Is You (邦題:恋人たちのクリスマス)」が7位に入り最高位を更新したことは昨日紹介した通り。

そしてクリスマスソングといえば、日本でお馴染みのあの曲も遂に最高位を更新。34年目にして初のトップ40入りです。

記事は米ビルボードの記事を訳したもの。発表当時商業用のシングル化がされていなかった(また、仮に発表当時シングル化されていたとしてもクリスマスソングは総合チャートにはランクインしなかった可能性があった)こともあり、一昨年になってようやくランクインを果たしています。

 

それにしても、最新12月15日付ソングスチャートでもクリスマスソングが強いですね。マライア、ワム!をはじめ50位以内には9曲もエントリー。そして前週付ではアンディ・ウィリアムス「It's The Most Wonderful Time Of The Year」とバール・アイヴス「A Holly Jolly Christmas」が最高位を更新したと先週のブログで紹介したのですが。

最新週では9曲中、ブレンダ・リー「Rockin' Around The Christmas Tree」以外が全て最高位を更新しています。最新週で50位以内に新たに登場したのがワム!ジーン・オートリー「Rudolph the Red-Nosed Reindeer (邦題:赤鼻のトナカイ)」(36位)、ディーン・マーティン「Let It Snow! Let It Snow! Let It Snow!」(41位)で、ワム!以外は初登場。そのうち「Rudolph the Red-Nosed Reindeer」は1949年に発表された当時1位を記録しましたが、ビルボードが今のチャート方式になってからは最高位を更新した形です。

 

今年は昨年よりも早くクリスマスソングがソングスチャートを駆け上がっている気がする、そして『もしかしたらストリーミングの浸透、使用者の増加が前倒しを呼んだのではないか』と先週ブログで仮説を立てたのですが、事実その通りかもしれません。最新12月15日付のストリーミングソングスチャート、50位以内にはクリスマスソングが総合チャートより多い11曲もエントリー。ヒップホップが強い同チャートにおいては今週、ラッパーのミーク・ミルおよびリル・ベイビーがアルバムチャートで初登場を果たしたこともあり2組で合計12曲も送り込んでいる中、クリスマスソングが全曲赤丸且つ上昇(トップ10入り2曲は前週と変わらずですが)というのは凄いことです。やはりストリーミングの勢いが総合チャートを牽引していると言っていいかもしれません。

 

ストリーミングが年を追うごとにユーザーを増やしていることもクリスマスソング人気拡大の理由だと思うのですが、もしかしたらアメリカの店舗等でストリーミングを店内BGMとして使用したことで、最終的にチャート上昇に至ったのかなとふと。日本の有線放送的なサービスがアメリカにあるのかは分からないためあくまで仮説でしかないのですが、これまでCDを流していたものをストリーミングに切り替えたことで伸びている…と考えればしっくりくるなあと考える自分がいますが、果たして。