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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

東日本大震災から8年経過した2019年3月11日、ラジオはどんな曲を流したか

東日本大震災の発生から、今週月曜で8年が経過しました。ラジオに携わる身として、金曜の震災発生日から日曜の担当ラジオ番組の生放送終了までは、おぼろげながらも確かに記憶に残っています。

さて、あの異常な状況の中でラジオはどんな曲を流してきたのか…その傾向については以前記載しました。

8年経過した今年も、3月11日には各ラジオ局が祈りや希望を込めた曲をオンエアしていました。

 

・J−WAVE:『GOOD NEIGHBORS』OA中

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気仙沼市出身の畠山美由紀さんの曲等をお送りした他、番組では小林武史さんを迎えています。

 

TOKYO FM:『高橋みなみの「これから、何する?」OA

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仙台在住のMONKEY MAJIK、福島出身のサンボマスターをはじめ、MISIA「明日へ (15th ver.)」等希望の曲が流れています。

15時台、『Skyrocket Company』でも高橋優「福笑い」等がOA。

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Date fm(エフエム仙台):『J-SIDE STATION』OA

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絢香「みんな空の下」も、東日本大震災直後のラジオで多くOAされた曲。そして15時台には青森出身(在住)の坂本サトルさんによる「天使達の歌」もOA。

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エフエム岩手:『みんなのラジオ 2019 ~春あたたかき、三陸~』OA

エフエム岩手のホームページでは現段階で、この番組で流れた楽曲リストは掲載されていませんが、14時40分に流れたのはPUSHIM「I pray」でした。

前に進む歌であり、東日本大震災直後ラジオから流れた曲のひとつ。

14時46分、黙祷の直後に流れたのは山下達郎希望という名の光 (Prelude)~LOST IN TIME「燈る街」。

この曲にある"あの日"は東日本大震災のみならず、阪神淡路大震災なども指しています。

 

 

東日本大震災についてはその捉え方に地域差があったり、同じ被災地の中でも忘れたいと思う人、報道姿勢に疑問を抱きメディアを信用しない人も少なくありません。その思いは理解しつつ、東日本大震災を忘れないことや、次に大きな自然災害が遭った際にその被害を少しでも小さく出来るべく伝えるのがメディアの役割であり、特に1対1の対話と捉えられるラジオは癒やしや励まし、希望を伝えるためにも伝え続ける必要があると思います。

 

 

阪神淡路大震災という話があったので、J-WAVEと同じJFL系列のFM802をチェックしたところ、『THE NAKAJIMA HIROTO SHOW 802 RADIO MASTERS』でPUSHIMさんがゲストに登場していました。今日発売のニューアルバム『immature』収録の「DiDistance」が流れ始めたのが、まさに14時46分。

東北のラジオ局と同じくPUSHIMさんの曲が流れている…と思いつつ、"海の彼方に2人流されていくように" "溢れ出る愛に溺れたい"という歌詞にちょっと驚いてしまいました。

無論、歌詞は何を描こうと自由です。大阪の局ゆえ東日本大震災を意識した選曲や編成を行う必要はなかったでしょう。いつもこの時間に行っているであろうゲストパートを特別編成としてずらす必要もありません。とはいえなぜこのタイミングで…というのが素直な心境です。その前に流れた「世界の何処かで」は希望を謳う歌詞なのですが。