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青森県在住。毎週日曜日17時から、FMアップルウェーブ発の番組の一員として参加。音楽・ラジオ好きによる"日々の音"やメディアの話

ゴスペル新鋭の作品に招聘されフックアップする”ミスター・トークボックス”に注目

弊ブログで随時追いかけている米ビルボードゴスペルソングスチャート。5月18日付でもカーク・フランクリンが強く、「Love Theory」は登場15週目にして15週連続で首位の座に就いています。

そんな中、「Love Theory」の1ヶ月前にチャートに初登場したこの曲が、ジワジワと存在感を示しています。前週最高位の6位に到達、今週は10位にダウンするも赤丸となっています。

ナッシュビル・ライフ・ミュージック feat. ミスター・トークボックス(バイロン・チェンバース)「My God」

クリスチャン・ミュージックの大所帯バンドによるシングル。昨年リリースのアルバム、『Shine On Us, Pt. 1』にライブバージョンが収録されていましたが、今年になりスタジオ録音盤がリリース。5月24日リリース予定の新作EP『Taylor House Sessions』にも収録されるのですが、そのバージョンが冒頭からファンク色強めで個人的にはニヤリ、なのです。

「My God」には”ミスター・トークボックス”ことバイロン・チェンバースが参加。その名の通り、トークボックス(たとえばホースをくわえて演奏する楽器用エフェクター「トークボックス」がスゴイ!! | ロケットニュース24(2014年3月18日付)などの記事が。トークボックスを知るには分かりやすいかと思われます)の名手としてゴスペル界で活躍し2004年に初のアルバム『My Testimony』をリリースしたのみならず、他ジャンルの歌手の作品にも参加。とりわけ有名なのはブルーノ・マーズ「24K Magic」のタイトルトラックではないでしょうか。トークボックスは楽曲をよりファンキーにする役割を果たしています。

グラミー賞の最優秀アルバム賞受賞作品のタイトル曲の冒頭に据えられる声の持ち主がゴスペル界で活動していること、そしてその彼が新人のバックアップをする…実に面白いですね。「My God」は5分近い曲でありながら、残り3分ちょっとのところですでにバイロン・チェンバースが登場しナッシュビル・ライフ・ミュージックをリードしており、主従逆転しているのですがこれはこれでアリかと。バイロン・チェンバースのフックアップを受けて認知度を高めるナッシュビル・ライフ・ミュージック、今後要注目です。